表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
40/64

【赤き瞳】

剥奪→盗み→脛に傷→弱点

起動条件―対象に関するある程度の知識と遭遇経験。

【赤き瞳】


 書庫に通じるみちを行き、

 傷と痛みと死のに遭う。

 滴る血、巡る機縁きえん

 赤光せきこうともりて、しるべを示せ。





〇魔術・魔法の種類

・無属性、認識型。



〇詩における規則性

・名詞重ね。



〇言葉の記号性

・「書庫」は、記憶の保管庫。

・「路」は、回路。

・「死の瞳」は、死に対する恐怖。

・「滴る血」は、自らの血。

・「機縁」は、きっかけ。

・「標」は、弱点。



〇解釈及び解説

・対象の肉体的な弱点の可視化を行なう魔法。

・弱点が赤く光って見えるようになる。他者に行使することも可能。その場合、他者の魔力に合わせる、魔力同調の技術が必要。

・全く見たことのない対象については発動しないが、過去に遭遇した生物と類似する部分が多い場合は、それを基にして発動する。

・新人教育や知識の教授によく使用される。

・個人の知識や体験が基礎となっているので、勘違いなどによって間違った情報を得てしまう場合がある。

・魔法名は武骨な感じにした。ちょっと直接的すぎるかもしれない。

・一~二行目は、情報と魔力的な回路をつなぐ感じ。

・二行目の「死の瞳」の部分で、おどろおどろしい瞳を出現させるように演出するのはどうだろう。閉じていた瞳がバッと開く感じ?

・三行目は、かなりの雰囲気言葉。つまり、それっぽい言葉を連ねてみたということ。「奇縁」は不思議な縁の意があったので、「機縁」を採用。

・四行目は指示文。そのまんま。「赤光」の読みがちょっとしっくりきていない。「終につながる」というふうに、「標」の前に何か挿入するべきか迷う。

・今回の詠唱文は最初に四行目から書きだした。

・赤い瞳といえば、某一方通行さん。いや、今回と全く関係ないのですけども。ベクトル操作って凶悪ですよね。彼の弱点は、おそらく打ち止めちゃん。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ