表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
38/64

【妖精の輪】

事実を捻じ曲げる→虚構→嘘つき→人狼→満月→三日月→新月→真っ暗くらーくら―い→目隠し→神隠し

起動条件―実物を知っていること。魔法陣を描けるだけの魔力を有すること。

【妖精の輪】


 彼方かなた彷徨う妖精は、

 此方こなた繋ぐ扉持つ。

 小さな足でえがく円。

 狭間はざま揺らす澄んだ歌声。

 繋ぐ銀、囁く金。

 輝き紡ぎ、四方を望む。





〇魔術・魔法の種類

・時空属性、転移型。



〇詩における規則性

・助詞省略。



〇言葉の記号性

・「彼方」は、遠く離れた場所。向こう側。

・「此方」は、近い場所。こちら側。

・「扉」は、二点間をつなぐもの。

・「円」は、魔法陣。

・「狭間」は、時空の狭間。

・「歌声」は、妖精の詠唱。

・「繋ぐ銀」は、円の色。

・「囁く金」は、歌声。

・「四方」は、転移への道。



〇解釈及び解説

・神出鬼没な妖精が描く魔法陣、それを利用した転移魔法。

・演出は、複数の妖精が踊りながら魔法陣を描く感じで。その際、妖精は歌を歌っている。

・何処につながっているかは未確定。

・転移させられるものは、魔法陣の大きさによる。大きく描けば、それだけ大きなものを転移することができる。

・蠅人間? うっ、頭が…。 百〇人間? うっ、お尻が…。

・どこでもドアは、高度な魔法だった…?

・日本語読みより、【フェアリーリング】の方が良い派?

・一~二行目は、人によっては違和感の塊かもしれない。特に「扉持つ」の部分。

・三~四行目は、妖精が魔法陣を描くさま。四行目の「揺らす澄んだ」は言い辛いかも。

・五行目は、前二行の比喩。

・六行目は、織物おりものみたいな表現にしようかとも考えたけれども、転移場所を指す表現に落ち着いた。

・とある本に、『ピクシーはみんなで輪になって踊るのが大好きだという』と書かれていて、そこから発想を得た。ピクシーに関する小話が意外と面白かった。ピクシーはいつも踊っているので、靴がものすごい勢いで擦り減るらしいですよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ