【鹿獣巨人】
爆発物→芸術→デイダラ→デイダラボッチ
起動条件―光属性と闇属性の両方に適性があり、なおかつ習熟していること。
【鹿獣巨人】
司るは生と死。
昼の獣、夜の人。
雄々しき角は祝福し、
巨大な手足は破壊する。
息吹と終焉の守り手よ、
流転する円環より来たれ。
〇魔術・魔法の種類
光・闇属性、召喚型。
〇詩における規則性
・定型句「司るは」「~よ」。
〇言葉の記号性
・「雄々しき角」は、鹿。
・「巨大な手足」は、巨人。
・「息吹」は、生。
・「終焉」は、死。
・「流転する円環」は、繰り返す生死の輪。
〇解釈及び解説
・生死を司る精霊を召喚する魔法。
・「生」は「光」、「死」は「闇」。よって、二属性の魔法となる。相反する属性同士だけれど、まぁそういう奴っているよね。某TCGにも多色カードあるし(某アルカディアスさんとか)。
・昼と夜で姿が変わる。昼は鹿の姿で生を司り、夜は巨人の姿で死を司る。イメージは、もの◯け姫。私は夜の姿が好き(ポケ◯ン風)。
・あの映画では昼の姿の鹿が草木を一瞬で枯らせたりしていたけれども、こっちはそれぞれの姿で役割を分けておきたい。混乱しそうだからっていうのもあるけれど、常に二つの属性の能力を使えるとしたら強すぎる気がして…。早い話がパワー調整ですな。
・「精霊というより神なのでは?」という問題は棚上げ。
・昼の姿は主に回復。攻撃方法としては、こだま(頭カラカラする奴)を呼び出して、特攻させるとか? 大量に特攻してくる光景は軽いホラーだね。あと、過剰回復で肉体を損傷させるという手もあると思う。
・夜の姿は主に破壊。物理的な攻撃がほとんどだろうけれど、エナジードレインみたいな攻撃方法もあるんじゃないかな。相手を死に追いやる攻撃方法なら大抵のことはできそう。ゴーストとかスケルトンなど、闇属性の魔物に力を分け与えて、強化することもできそうな感じ。
・また、「生」の解釈や「死」の解釈によって、多彩なことができると思う。具体的には思いつかないけれど。
・呼び出す時間帯に注意しないと、望まない方が出てくる。
・昼の姿は小さめだから場所に困らないけれど、夜の姿は大きいので呼び出す場所にも注意が必要。室内で呼び出すと悲惨なことになる。迷宮とかはキツイ。時間を正確に把握できるなら、回復の要とすることができるけれど。
・巨人って扱いだけれど、どうやっても人に見えないのは私だけだろうか。怪獣の方が合っていると思う。
・魔法名は、当て字。姿をそのまんま名前に据えた。最初は【精霊召喚:デイダラボッチ】としていたけれど、魔法名っぽくなかったので変更。あと、ダイダラボッチではなくデイダラボッチである。
・一行目のあそこに「と」を入れたのは。個人的なこだわり。
・二行目は精霊の姿。
・三、四行目はそれぞれの姿の在り方。
・五、六行目は呼び出し文。
・円環といえば、理。マミるのは御免被る(まどマギを見たことないのに安易に使う私)。ネタバレなのだろうけれど、ほとんどの人は知っているから大丈夫だよね。え? 大丈夫じゃない?
・そういえば、あの映画でもシシ神様がマミっていたな…。奇妙な一致もあったものだ。
・強力な精霊なので、もう少し詠唱が長めの方が良いのかもしれない。安易に呼び出せてもアレだしなぁ…。




