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魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
31/64

【破裂する太陽】

蜃気楼→霞→仙人→髭→伸びる→ゴムゴムの→弾力→弾む→弾ける→爆発物生成

起動条件―爆発物の知識

【破裂する太陽】


 生成するは太陽の使者。

 地に落とされた黒い果実は、

 その足で以って玉と成る。

 内に込めるは太陽の輝き。

 痺れ、焦がれ、

 千のまたたきを知れ。





〇魔術・魔法の種類

・土属性、生成型。



〇詩における規則性

・古文形式。

・韻。



〇言葉の記号性

・「破裂する太陽」は、爆発物。

・「太陽の使者」は、フンコロガシ。スカラベ。

・「地に落とされた黒い果実」は、フン(直接表現は控える)。

・「太陽の輝き」は、熱量。

・「千の瞬き」は、太陽の光と爆発の衝撃。



〇解釈及び解説

・フンコロガシの姿をした精霊を呼び出し、爆発物を作ってもらう魔法。

・魔力量次第で大量に呼び出すことも可能。精霊のサイズも魔力依存。

・地属性にしたのはフンコロガシをテーマにした魔法だから。鉱物に関係した文を書こうとも思ったけれど、複雑になりそうだったので止めた。

・用途が様々なものなので、生成型にした。攻撃型では違和感があったから。

・一行目は呼び出し文のような感じ。最初は「生成する者は」としていたけれど、長かったので少し削った。「爆発物を生成する者は」というのが正確な意味。

・二行目は野晒しにされたフンのことを指している。フンとはつまり、糞のことである。

・三行目は生成過程のような文。「足」は、形容詞をつけた方が良かったかもしれない。

・四行目は玉の内容物。実際のフンコロガシにとって、玉になったフンはご飯であり、爆発するわけがないのだけれど。そこはまぁ、想像の産物というか、なんというか。

・五、六行目は、命令文。魔法を目にする者に対して欲するもの。畏敬。爆発に対する記述のようにも読める。

・「芸術は爆発だ」(岡本太郎さん)という言葉があるけれど、あれは精神的なことを言っていて、物理的なものではないらしい。

・デイダラさんの印象が強い。うん。

・爆発物を調べる過程で花火についての記事を読んだ。花火は芸術であり、爆発だろう。…違かな?

・糞虫についても調べた。中々面白生態だった。フンコロガシが何故フンを転がすのかは、よく分かっていないらしい。


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