【夢現の都】
押し潰す→潰れたカエル→げこ→下戸→酒→アルコール→酔わせる→まるで酔ったように戯言を→蜃気楼
起動条件―蜃気楼に関する知識を得ているうえで、意識に対する強い干渉力があること。
【夢現の都】
貝が吐き出す都に魅せられ、
空泳ぐ大蛇の標を追う。
昼は夜を照らし、
夜は昼を覆う。
眼前に広がるは、夢現。
微睡みに沈む、貝の大口。
〇魔術・魔法の種類
・水属性、干渉型。
〇詩における規則性
・蜃気楼の逸話。
〇言葉の記号性
・「都」は、領域。
・「貝」は、ハマグリ。
・「空泳ぐ大蛇」は、蜃気楼の一種。起点。
・「夢現」は、実体のない幻想。
・「貝の大口」は、意識を引き寄せる器。
〇解釈及び解説
・大気中の水分に干渉することで、蜃気楼のような幻覚を見せる魔法。
・闇属性の幻惑に近いものがある。
・一、二行目は現象を引き起こす起点。
・三、四行目で舞台を作り上げる。
・五行目で領域を明確に設定。
・六行目は仕上げ。決定文。
・貝は蛤。蜃気楼の話を参考にした。最初に大蛤に興味が湧いたのは、月が導くあの物語を読んだからだったと思う。
・「空泳ぐ大蛇」は、考えていたらふと思いついたので。分かりやすい幻覚の例として採用。羽もないのに、どうやって飛んでいるのか不思議。大きさについては詳しく書いていないけれど、相当な大きさであると考えられる。それこそ、人を何人も丸呑みできるくらい?
・確実に、ヨルムンガン◯が影響を与えていると思われる(漫画)。あの、一巻最初の記述は詠唱に近いものを感じる。数字を出したり、陸と海という対となる対象を出してるからかもしれない。<五つの陸を食らい尽くし・・・
・「空だけはどうすることもできない」と大蛇は言っていたけれど、ここでは自由に飛んでもらおう。
・「昼は夜を~/夜は昼を~」の所は、ちょっとパプリカ成分がある(と勝手に思っている)。詳しくは素敵な戯言を参照。※パプリカで検索、検索。 健作さん<まぁ~た儂の名を呼びおって!




