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魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
30/64

【夢現の都】

押し潰す→潰れたカエル→げこ→下戸→酒→アルコール→酔わせる→まるで酔ったように戯言を→蜃気楼

起動条件―蜃気楼に関する知識を得ているうえで、意識に対する強い干渉力があること。

夢現むげんの都】


 貝が吐き出す都に魅せられ、

 空泳ぐ大蛇のしるべを追う。

 昼は夜を照らし、

 夜は昼を覆う。

 眼前に広がるは、夢現ゆめうつつ

 微睡みに沈む、貝の大口。





〇魔術・魔法の種類

・水属性、干渉型。



〇詩における規則性

・蜃気楼の逸話。



〇言葉の記号性

・「都」は、領域。

・「貝」は、ハマグリ。

・「空泳ぐ大蛇」は、蜃気楼の一種。起点。

・「夢現」は、実体のない幻想。

・「貝の大口」は、意識を引き寄せる器。



〇解釈及び解説

・大気中の水分に干渉することで、蜃気楼のような幻覚を見せる魔法。

・闇属性の幻惑に近いものがある。

・一、二行目は現象を引き起こす起点。

・三、四行目で舞台を作り上げる。

・五行目で領域を明確に設定。

・六行目は仕上げ。決定文。

・貝は蛤。蜃気楼の話を参考にした。最初に大蛤に興味が湧いたのは、月が導くあの物語を読んだからだったと思う。

・「空泳ぐ大蛇」は、考えていたらふと思いついたので。分かりやすい幻覚の例として採用。羽もないのに、どうやって飛んでいるのか不思議。大きさについては詳しく書いていないけれど、相当な大きさであると考えられる。それこそ、人を何人も丸呑みできるくらい?

・確実に、ヨルムンガン◯が影響を与えていると思われる(漫画)。あの、一巻最初の記述は詠唱に近いものを感じる。数字を出したり、陸と海という対となる対象を出してるからかもしれない。<五つの陸を食らい尽くし・・・

・「空だけはどうすることもできない」と大蛇は言っていたけれど、ここでは自由に飛んでもらおう。

・「昼は夜を~/夜は昼を~」の所は、ちょっとパプリカ成分がある(と勝手に思っている)。詳しくは素敵な戯言を参照。※パプリカで検索、検索。  健作さん<まぁ~た儂の名を呼びおって!


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