【炎獣の牙】
引き延ばされた時間→ふ、無駄な足掻きを…→これ以上あの子を縛り付けるな→お前に○○を救えるか!
→モ○→獣の牙
【炎獣の牙】
忌み名は、炎獣。
全てを灰に変える、強欲な獣。
喰らえ、喰らえ、喰らえ。
哀れな仔羊を、
その牙で喰らい尽くせ。
〇魔術・魔法の種類
・火属性、攻撃型。
〇詩における規則性
・「○○は、◇◇」という規則文。
・指示を与える。それを三回。
〇言葉の記号性
・「炎獣」は、凶暴性。
・「牙」は、力の象徴。
・「強欲」は、欲深いの意。
・「忌み名」は、あまり口にすべきではない名。死後におくる名の意味ではない。
・「仔羊」は、弱者。犠牲。生贄。
〇解釈及び解説
・炎でできた獣の牙で、敵を攻撃する魔法。イメージが大事。
・見方によっては、炎の状態変化のようにも思える。しかし、「獣」であって、「炎」ではない。
・【炎獣の牙】って、何だかパーティー名みたい。どこかの小説で同じような名前があったかもしれないが、覚えていない。
・「○○は、◇◇」の形は、伝勇伝から。
・忌み名で、「名前を呼んではいけないあの人」を思い浮かべた人は正直に言いなさい。
・三行目は、他の詠唱でも使っている形式なので目新しさはない。
・四行目の「仔羊」は、仮想敵を弱く表現することで、術の効力を高める狙いがあった。
今回の解説及び解釈は、あまり書くことが無かった。