【爆裂豪火球】
氷って冷たいね→冷蔵庫の中→お野菜→種があるものもある→すくすく育てよ→育ちすぎて破裂した→爆裂
【爆裂豪火球】
赤、赤、赤。
敵を破壊する獰猛な赤よ。
破滅へと導く灼熱の赤よ。
球となりて我が敵を討滅せよ。
〇魔術・魔法の種類
・火属性。攻撃型。
〇詩における規則性
・繰り返す。それを三回。
・呼びかけ、二文。
・形を指定。
〇言葉の記号性
・「赤」は、火球の色。
・「獰猛な」は、火の浸食速度を表現。
・「灼熱の」は、火の熱い温度を表現。焼けつくような熱さ。
・「討滅」は、「破壊」の別表現。
〇解釈及び解説
・簡単に言えば、ファイヤーボール。その強化版。
・対象にぶつかると内部で収縮が起き、その後一気に爆発する。まさに爆裂。某お方のエクスプロージョンと比べると見劣りするけれど、気にしてはいけない。
・破壊を目的としている魔法なので、料理などには向かない。
・サイズの圧縮が可能。
・魔力操作に長けたものは、小さい火球に強い火力を持たせることができる。つまり、選ばれた者だけが「今のはメラゾー○ではない、○ラだ」の台詞を言えるということ。
・火属性の魔法、魔術は、詠唱が暑苦しくなる傾向にあるが、今回の火球も例に漏れず暑苦しい。詠唱を進めるにつれて、ボルテージが上がっていくのは仕様。
・詠唱の二行目「破壊」と三行目「破滅」は、順番に気をつかった。破壊されて破滅する、という流れを作りたかった。ボルテージが上がる要因。
・四行目の「討滅」は、「破壊」「破滅」をすでに使っていたのでそれ以外を使おうとした結果。
・火球の詠唱にしては、いささか大げさな感じがある。
・魔術、魔法名は、もっと捻ってよかったかも。「爆裂」という単語を使いたくて無理した感じは否めない。
・「豪」は、「剛」とどちらを使うか迷った。結果、「剛」は「つよし」がちらついたので、「豪」を使うことに。
・ちなみに「球」も、「玉」にするか、あるいは「弾」にするか迷った結果、「玉」は別の玉を連想させ、「弾」は弾丸の印象が強かったので、「球」を採用。
・某忍漫画の火遁のアレとは、似て非なるもの。というか、ここまで書ききってから、「そういえばそういうものもあったなぁ…」と思い出した。