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魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
12/64

【永久氷土】

炎の監獄→熱いわぁ…→涼しい所へ行きたい→面倒だから作ろう→氷の大地を

【永久氷土】


 閉ざされた大地、

 白に染まる凍土。

 黒を侵す白銀は、

 濡れた瞳の

 時を止める。

 何者も

 動くこと叶わず、

 一時ひととき

 安寧を得られず、

 全ては

 氷土の彼方へと

 消える。





〇魔術・魔法の種類

・氷属性、環境型。



〇詩における規則性

・文字数の一部統一。

→777553737373(なお句読点を除く)

・否定文を重ねる。



〇言葉の記号性

・「黒」は闇。白との対比。

・「白銀」は雪。

・「濡れた瞳」は、生きているものの象徴。涙ではない。



〇解釈及び解説

・氷結系最強の…とは言えないけれど、環境を自分にとって有利に整えることができる。

・火の勢いを弱めることができるし、水は氷る。ただし、火の勢いによっては、魔法を解除させられることもある。

・「永」と「氷」って似てるよね。後半は「凍土」でも良かったけれど、捻りなくそのまま使うのは味気なかったので。

・読みは「えいきゅうひょうど」。英語読みはお好みで。

・最初の一行は、直球表現。二行目は「雪」を「白」としている部分だけ比喩。三行目の「黒を侵す白銀」も同様。

・四行目と五行目は一行にまとめても良かったけれど、文字数が同じだったからあえて二行に分けてみた。

・「濡れた瞳」は、どこから来たのか分からない。詩を考えている時に、一瞬だけ、凍える人間の瞳が見えた気がしたので、書いてみた。あまり合ってないかもしれない。個人的には気に入っているけれど。

・六行目から十二行目までは、生きるには厳しい極寒の世界を表現したつもり。

・最後の「消える」は、別の言葉でもいいかもしれない。前の詠唱【渦炎災】の最後、「天に消える」と被っているので、余計にそう思う。

いつの間にかブックマークの数が増えていて驚きました。

満足させられるのかは不明ですが、お暇でしたら

今後も暇つぶしに見に来てください。


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