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魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
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【渦炎災】

豊穣→喜び→反対は、悲しみ→夕日が目に染みる→哀愁漂う→背中→冷たいよ? 温まりなよ→この炎の渦の中で

渦炎災かえんさい


 求めるは、炎獄えんごく

 荒れ狂う大猿は、その胸をき抱き、

 腐敗した果実は、相貌を赤く歪める。

 ふくれ上がる円陣えんじん

 加速する追討火ついとうか

 燃え尽きた灰は、

 そらに消える。

 




〇魔術・魔法の種類

・火属性、攻撃型。



〇詩における規則性

・定型文「求めるは、~」。



〇言葉の記号性

・「炎獄」は、炎の監獄。

・「大猿」は、ケモノに近い人間。

・「腐敗した果実」は、傲慢な者。

・「円陣」は、炎の監獄を別名で。

・「追討火」は、追い討ちをかける火。「追悼」「歌」を匂わせる。



〇解釈及び解説

・火属性の攻撃魔法。炎の渦を発生させて、対象を中に閉じ込める。

・渦の中の温度は、際限なく上がり続ける。行使者の力量が高いと、ある程度は温度調整ができるが、放っておくと、中にいるモノが灰になるまで続く。

・魔法名は、「渦」の形を持った「炎」の「災い」で、「渦炎災かえんさい」。火炎祭でもある。

・種類は攻撃型としたけれど、鍛冶とか別のことに使える気もしている。

・「大猿」が何処から来たのかは分からない。思い付きで書いてみた。けど、理由を考えてみると、某死神のアバライさんが浮かんできた。

・「相貌を赤くする」は、前の言葉の記号性を考えると、怒りで赤くなるというよりは燃えてしまったことを指すのが自然。でも、怒っているせいもあると思う。

・「追討火」は、音の響きが気に入っている。「火」を「花」にして、鮮やかな感じを出しても面白いと思う。

・「追討」と「追悼」の意味は似ていない。ちなみに「追悼」の意味は、死者の生前をしのび、その死を悲しむこと。

・「天」と書いて、「そら」と読む感じ。「空」と書くよりも格好良いと思ってしまうのは、何故だろう。

ほぅら、あったかいでしょう?> (´▽`*)

(;´Д`) <あっつ! ちょっと! 熱すぎるんだけど!?

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