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闇夜を照らす暁  作者: 高月水都
きょうだい
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望ましくない再会

新章です

  第98話  望ましくない再会

 わらわらわら

「お尋ね者の人神だな」

「こんなところで会えるなんて、ラッキーだな」

「さっさと捕らえて豪遊するぞ」

 大勢の魔人族。その手には各々武器がある。

「そこの綺麗な姉ちゃんを引き渡す前に楽しむのもいいしな」

 びきいいいっ

 どこぞの誰かの血管が切れた音がした。

「じゃあ、俺はそのガキだな」

「おいおいお稚児趣味かよ」

「何言ってんだ。ガキの方が絞まりが良くてな。ひいひい泣かせるのがいいんじゃねえか」

 ぶちっ

 ぶちぶち


 あ~あ。ご愁傷さま。


 拝んでしまう。

 どうやらこの三下は、自らの死亡フラグを作り上げるのがお得意の様だ。


「僕女だけどいいのかな?」

 修留が首を傾げ、

「お稚児趣味の人が喜べないと思うけど」

 と、とんでもない事を言い出す。

「修留…火に油注ぐな」

「何だ。女なら俺でも楽しめるな。この手のガキをひいひい言わせるのが好きでさ」

「男を知らないのを男なしでは生きていけない様に調教するのがいいんだよな」

「何だ。お前ロリコンかよ」

「処女厨と言え」

「………香真。処女厨って何?」

「……頼むから俺に聞くな」

 俺はまだ死にたくない。

「――安心しろ修留」

「貴方にそんな言葉を教えたモノには死んだ方がましと言う目に合わせますから」

 年齢的には修留の方が上じゃなかったか?

 二人が保護者の様な事言ってんぞ。


「僕の分残しておいてね」

 このままだと全員二人が倒しそうだと思ったのか修留が告げるが、その言い方だとご飯とかオカズとかそう言う物の感じだが、

(ボコる雑魚を残してくれという事だと考えると…)

――主?

「いや、雑魚に同情しちまった」

 する価値ないけど。

 暴れている三人を横目にサボってもバレなそうだなと思ってしまったが、 

「サボるな香真」

「そうですよ。サボらず修留に下品な事を教えた輩に××して、××させて、××に××をして、それを×××の×××させて……」

「お前の発言の方が下品だ!!」

 おかしいな俺こいつらの中に居ると自分がまともに思える。

「………」

 真面目にやろう。

 うん。サボって自分が伏字の事されたらたまったモノじゃない。


 死屍累々。

「これどうする?」

 邪魔になるよね。修留はその山を指さしている。

「邪魔にならんとこに置いておけ」

「えっ~でも腐ったら臭いとかで迷惑掛けちゃうよ」

 近隣住民に迷惑を掛けてしまうと修留が発言するとそれもそうかと考え、

「――燃やすか」

 それが手っ取り早いと紅諒が考える。

「は~い」

 了解しましたと燃やす用意をする。

「燃やすのに時間掛かりそうですね」

「山火事と間違えられないようにしないとな」

 ってか。

「花蕾。喰ってもいいけど」

「誘惑に乗りたいですけど、人の味を覚えては後で厄介ですので」

 それもそうか。


 めらめらと燃える。

「そこで何してる!!」

 流石の煙とか諸々で様子を見に来たのだろう叫ぶ声。そちらに視線をやると、

「あっ、兄さん…」

「……お前か」

 現れたのは人神の青年。額には人神で一番多い梅を思わせる印。

「知り合い?」

 三人を代表して修留が尋ねると、 

「ああ。――一応弟だ」

 と、紅諒が告げた。



修留「似てない兄弟だね」

紅諒「一緒に暮らしている期間が短かったからな」

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