観光
お泊り
第43話 観光
「う~ん」
大きく伸びをして修留はベットから出る。
「さてと」
朝日を見に行くかと窓から外を見るが、
「………高い建物ばかりだな」
これは見れないか。
「残念だな」
天気がいいから余計残念だと思ってしまう。
「お腹空いた」
呟いて、部屋を出る。
「おはようございます。修留」
台所に向かうと花蕾が居る。
「あれ、花蕾。早いね」
「…………我が物顔で人の家を使うなよ」
香真も同じように起きてきて文句を言ってくる。
「いいじゃないですか。美味しいご飯を作りますよ。野菜と魚で」
「わ~い」
「…………肉食いたい」
香真の言葉はスルーされる。
「そう言えば、この街ってのんびり出来るのかな。僕観光したい」
せっかく地元民の二人が居るんだし、案内してもらえるかなとワクワクして尋ねると、
「そうですね。いいかもしれませんね」
「……………俺らのゴシュジサマがいいと言えばな」
いいと言うかな。と呟く香真に、
「朝弱いから起きてすぐ言えばいい事もあるよ」
頭が回ってないから。と散々な事を告げる修留。
「そうなんですか。じゃあ、試してみます…」
「――何を試すんだ」
不愉快そうな声。
「あっ、おはよう。紅諒」
「お前、低血圧で朝弱くなかったか?」
「……………眠れなかったんだ。ったく、抱き枕(修留)が無いし散々だ」
「……………………この場合の抱き枕が何か聞かない方がいいですね」
「分かってるなら言うなよめんどくさい」
欠伸をしながら告げる紅諒に、二人がひそひそ話をする。
bに諒は寝不足で機嫌が悪い。
「紅諒」
そんな事を気にせず話し掛ける猛者が居る。
「僕観光したい!!」
「却下だ!!」
デスヨネー。
「でも、僕たまにはデートしたいな」
にこやかに告げる修留に、
「…………」
紅諒はしばらく沈黙して、
「……………………今回だけだぞ」
と告げる。
「ちょろい」
「…ちょろいですね」
そんな紅諒をこっそり見ていた二人がひそひそ話していると、
かちゃっ
二人に銃口を向ける紅諒が居た。
紅諒がちょろくなってくる




