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なんでも横丁へいらっしゃい  作者: 水澤 星香
15/29

運転

不思議な車…

こと大福さんに乗り込んだ。

「それじゃあ、すぐだけど一応捕まっていてね。」

影坂さんがそう言ったとたん急に外が暗くなった。

「すごい…」

「ふふっ。驚いたかい?ちょっと安全のために空間を変えたんだよ。」

外はまるで宇宙のようで、色は違うけれど、まるで夢原さんの売っていた夢に似ていた。

「綺麗だ。」

…本当に綺麗だ。

「綺麗やろー?せやけどなーもやもやし。

覚悟しといた方がええでー!」

「えっ?覚悟って…」

「わざわざ教えてやってるわいイイヤツすぎるわなー」

だめだ、聞いてない…

「じゃあ、いくよ。」

黒い手袋をはめ、影坂さんはハンドルを掴んだ。

「歯ぁ食いしばりー!」

えっ…

「うわあああああっ!」

ギュルルルルというタイヤの音がとても怖い。

「は、はやっ!えええ!?」

「すぐだからね。」

なんでこの人こんな笑顔なんだ!?

「相変わらず悪魔使い荒いわー」

これ、壊れないよね!?

本当に怖いんだけど!

数分して車、いや大福さんは止まった。

「し、死ぬかと思った…」

「だらしないなーもやもやし!」

「大丈夫かい?ようこそ我が霊体管理局へ。」

大福さんにバシバシ叩かれながら

目の前の建物を見上げる。

銀色に光る巨大なビルだ。

屋上からは流星群の様なものが降っている。

「あれは我が職員達だよ。星に乗っていく部隊だ。今日は少し忙しいようだね。」

「流れ星に乗ってくるんですか?」

「せやでー!すごいやろー!」

キラキラ光る流星群はとても綺麗だった。

「んじゃーはよいこかー!」

「はいはい。…秋くん。」

「は、はい!」













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