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能力アップデート

大変長らく更新が途絶えていたのですが、これから不定期にちょくちょく更新しようと思います。

愛栖「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」


 ピロリロン、ピロリロン

 頭の中で間抜けな音がする。


愛栖「ひっぐ、グスッ…なんだ?」


【神様速報:今朝未明、富楽渡愛栖容疑者のスキルがアップデートされました、なお、神様によって更新されたスキルは鑑定、および眷属化の模様。】


 眷族化!? もしかしてそれなら狼の兄貴も!?


【神様速報:なお、眷族化の技能では死んだ、もしくは同意を得たモンスター、人間、亜人等をアンデットとして配下に加える事が可能です。】


 何と言うご都合主義な展開だろうか! ご都合主義だろうがなんだろうが構わない! 今は狼の兄貴を生き返らせる? 死に返らせる? 事が先決だ!


愛栖「眷族化!」


 俺は、自らが狼の兄貴と呼んだ狼? の体に(すが)り付きながら眷族化のスキルを使った。

 瞬間、狼? の体が紫色の光に包まれる。


【神様速報:なお、同意を得ていない場合敵意を消すことは出来ないのでそこは自力で解決するか、同意を得ない相手は眷族化しない事をお勧めします。】


 (何か言ってるけどそんな場合じゃない! 俺の、狼の兄貴が帰ってくるんだ!)

 紫の光が段々と強くなり、狼? の体が分解されるように光の粒子となって手のひらから零れ落ちていく。

 直後、一瞬視界がブラックアウトするほどに光が強烈になる。


愛栖「兄貴! 兄貴いぃぃぃ!」

??「カタカタ」


 愛栖が彼の後ろの方からカタカタと音が聞こえる。

 何の音かと思ったは俺は勢いよく振り返る、するとそこに先程と同じ紫色の光があり、その中に犬のようなシルエットが見える。


愛栖「兄…貴? 兄貴なのか?」


 問い掛けに答えるかのように、紫の光の中からシルエットは歩み出す。

 紫の光から出て来たのは…


愛栖「骨?」


 狼? の骨格標本のようなものだった。

 骨格標本は一歩前に踏み出すと、そこで立ち止まる。


??「カタカタ」


 骨の狼? は小さな尻尾を振り振りしながら愛栖を見ている。


愛栖「そ、そうだ鑑定!」


ステータス

-----------------------【スケルトン・ドッグ】-----------------------

種族:スケルトン種亜種

HP:-10/300

MP:10/10

筋力:30

耐久:25

敏捷:35

魔力:15


スキル:

パッシブスキル

()(げき):Lv2

(リジ)(ェネ):Lv1 New

不死性:Lv1 New

堅固:Lv1

剛力:Lv1

迅速:Lv1

悪食:Lv1 New

ツッコミ:LvMAX New


アクティブスキル

鋭牙:Lv1

旋牙:Lv1

ぺろぺろ:Lv1


称号:神様の刺客、アホに屁で殺された哀れなワンコ、狼と間違えられたワンコ、今日のワンコ


-------------------------------------------------------



愛栖「Oh……This is a dog.」


 犬でした、狼じゃないじゃん、犬じゃん、ドッグじゃん、ウルフじゃないじゃん、そして称号に嫌がらせの様にワンコって付きまくってる、てか絶対に嫌がらせだ。

 てか毒ガス尻から出とる……

 神様の刺客って人生復帰直後に刺客送るんじゃねーよGODの分際で何考えてやがるんだ、死んでるから人生じゃないって? ははっ、何の事やら。

 Newって出てるのは多分復活してから付いたスキルだろう、まぁ、俺の知らないスキルが多いし、そこも見てみるか。


()(げき):スキルLvが上がると、新しいアクティブスキルを使えるように奈良、牙での攻撃の威力、命中等に補正が付く。】

「奈良」って何だよそこ多分「なり」だろ! 誤字ぐらい修正しとけ!


【堅固:ステータスの耐久にスキルLv×(スキルLv×10)の補正を付ける。】

ん?


【剛力:ステータスの筋力にスキルLv×(スキルLv×10)の補正を付ける。】

んん?


【迅速:ステータスの敏捷にスキルLv×(スキルLv×10)の補正を付ける。】

んんん? 兄貴俺よりかなり強くないっすか?


【悪食:大体の物なら食べられるようになる、スキルLvが上がれば食べるものによっては自身のスキルやステータスに影響を及ぼす、(ゲテ)(モノ)を食べることで入手できる。】

俺の名前にゲテモノってルビふるのやめてくんないっすかねぇ!?


【ツッコミ:ボケのスキル持ちに対して亜空間から召喚した神のハリセンで必中の攻撃が出来る。】

これ必要あったのか!?


ま、まぁまぁなんじゃないかな!?

強がりなんかじゃないんだからね!

そんなことよりも、俺にとって異世界の第一遭遇者の再生と帰還を祝おう。


愛栖「おかえり、俺だけの大切な兄貴…」


スパーン!

破裂音のような音に振り返れば、ハリセンをくわえた骨の犬がいた。

早速ツッコミスキルを発動したらしい。


愛栖「あ、兄貴、俺だよ愛栖だよ。」


両手を広げて抱き付きに行けば、するりと避けられ頭に噛み付かれる。

どうやら殺された事に怨み骨髄らしい、骨だけに。

スパーンとハリセンの音が青空に吸い込まれるように響き渡った。



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