表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

1、初めての変身

勢いだけで投稿したので酷いところだらけかもしれませんが、皆様のご意見や批判などよろしくお願いします。

 暑い夏がまた始まった。ジメジメしてて気分が乗らない。

 俺、外森直哉はそんなことを思いながら地図に見ながら目的地に向かった。

 しばらく外に出てなかったので久しぶりの外出だ。

 

 「しかし、ここら辺はやけに静かだな」

 

 物音すらしない。本当にこんなところに研究所なんてあるのか。

 俺はそんな不安を抱えつつ歩く速度上げった。

 


 なぜ俺がその目的地に向かっているのかと言うと、アルバイトを探している時に、ふっと目に留まったのがその研究所だ。

 その時は仕事がなく、大学もろくろく行っていなかったため親に脅され、嫌々バイトを探していた。

 やっぱり働くなら楽な仕事がいい。そう思っていたがなかなか見つからない。

 あきらめかけて探すのやめようとした時、アルバイト募集言う、この研究所の募集文があった。


【仕事内容は簡単。経験者でなくてもOK。短時間で効率良く稼げます】


 直感的に楽が出来そうな感じがしたので、書いてある連絡先に電話して面接の日にちと時間を決めた。

 持ち物は特に持ってくる物はなし。ラフな服装でもいい。

 

 これは、意外といいかもしれない。大学の知り合いは馬鹿みたいにコンビニや飲食店で働いてるのにたいして、俺は研究所で簡単な仕事で効率良く稼げる。

 棚から牡丹餅とはこのことだな、と俺はほくそ笑んだ。


 こうして今に至るわけだ。なかなか目的地が見つからない。

 携帯の地図を見ながら周りを見渡した。それらしき建物は見当たらない。

 

 「あれ、確かこの辺だって担当者が言ってたはずだが・・」


 ブツブツ文句言いながら歩いていると、ようやくそれらしき建物を見つけた。


 【立石研究所】

 

 ここか。随分と歩いたがこんなところに研究所なんてあったのか。

 しげしげと眺めていては始まらないので、入口らしき扉を開き中に入った。

 

 中には誰もいない。受付らしきものもあるが、無人だ。

 場所を間違えたと思ったが、建物の名前とバイト先の名前が一致している。

 仕方ないのでさらに進んでみることにした。

 

 建物の内装は至るとこにひびなどがはいっていて、いかにも古い建物らしい。

 部屋の数も少なく、ほんとに研究所か、と疑ってしまう。

 建物は2階建てで、地下があるのかどうか分からない。

 

 「何か扉があるな」

 

 入口からまっすぐ進んで行くと、手術室の様なでかい扉がある。 

 いきなり開けるのはあれなので、ノックして要件を言った。

 中から返答があり、扉に手を掛けた。


 「やあやあ、君か。私の研究の実験になってくれるのは」


 部屋に入るといきなり話かけれ、拍子抜けした。俺が実験に協力するなど聞いて無い。

 まだ面接すらしてないのだ。

 それに、その研究者らしき人物を見てさらに驚愕した。

 

 「教授!?こんなところで何をしてるんですか?」


 そう、その人は俺が通う大学の教授なのだ。いや、正確には今まで通っていただが。

 それはそうと、なんでこの人がここにいるのか。それは俺には理解できなかった。

 茫然とする俺気にするとなく、教授は何やら準備をしだした。

 

 「まず、この薬を飲んで貰いたい」

 「何ですか、これ」


 教授は俺の質問には答えず、早く飲めと催促ばかりしてくる。

 本音を言えばこんな得体も知れない物を飲みたくもない。

 しかし、俺にはあとがない。仕事を今月中に見つけないと親の仕送りが止まり家賃が払えなくなる。

 ホームレスだけはなりたくなかった。地面に寝るのだけは嫌だ。

 

 「わかりました。でも、飲んで死ぬような劇薬じゃないんでしょうね?」

 「安心しろ。後のことは私に任せろ」

  

 薄ら笑み浮かべながらそう言う教授を信じ、俺は薬を口に入れ、渡されたコップに入った水でながしこんだ。 

 しばらくして、異常な頭痛がし、たまらず倒れこんだ。眩暈も起こり何が何だか分からない。

 声を出そうとしたが出ず、俺はしばらくして意識を失った。


 何時間寝たのだろう。起きるとなぜかベットの上にいた。

 まあ、倒れていたのを教授がはこんでくれたのだろうが、どうやって今年初老になる男性が身長187

体重71㎏の俺を運んだのだろう。

 しかも、ここはさっきいた場所とは違う。いったいどうなっているのかと錯乱しそうになる。

 すると不意に子供声がした。

   

 「あ~、ワンちゃんだ~。私との約束守ってくれたんだ」


 ワンちゃんと聞いて周りを見渡したが、犬らしきものはいない。ぬいぐるみなのか?

 しばらく周りを見渡すと女の子と目が合った。確か今年で小学2年せいだったか?

 その女の子は俺を見て嬉しそうに笑っている。そんなに面白いものでもあるのかだろうか。

 だが女の子に話しかけようとして声を出した時、自分の身周りに起きた全てを知った。

 

 「ワン!ワンワン!!」


 どうたらワンちゃんとは俺の様だ。仕事を探した結果、まさか犬になるとは。

-------------------------------------------------------------------------------                                   続く。

 


 

 


勢いだけで投稿したので酷いところだらけかもしれませんが、皆様のご意見や批判などよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ