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狙撃兵の噂
第一次世界大戦中、あるドイツ狙撃兵はこう言った。
「俺はこのスコープ越しに哀れなイギリス人の未来を視ることが出来る。」
近くの戦友が彼にスコープを逆さにして覗いたらどうなるんだ?と尋ねて彼は実行した。彼はとても青ざめた。
「そんなつもりじゃなかたった。」
彼はそう一言呟いた。
彼は3日後に戦死した。彼の戦友は、それから片身として狙撃兵のスコープを持ち歩いていた。彼はあることが気がかりでたまらなかった。あの戦友はなぜ青ざめたのだろうか?答えはスコープを逆さに覗いたら出るかもしれない。
彼はスコープを逆さに覗いた。そこに見えたのは、とても小さく見えていたが自分が頭を射たれ死んだ姿だった。
カン!音がして彼は倒れた。鉄兜ごと頭を射たれ戦死した。