旅は道連れ(前編)
一部、修正を入れました。
「そうだったわね……明日、あの子達が迎えに来るのよね……出来るなら、行きたくないわね!」
陽子は嫌そう表情で言う。
「無理よ〜。だって、住所ばれてないからね〜」
「そうだったわね……はあ…最近、厄介な事に巻き込まれすぎよ!」
「あら、あら〜、珍しいわね〜。陽子が、そんな事を言うなんてね〜!」
「そりゃー、弱音の一つや二つ言いたくなるわよ!」
「それもそうね〜!最近は、色んな事が起こったもんね〜」
「まあ、此処で愚痴っても、何にも解決しないから、明日の予定を決めますか!」
「そうよ〜。その為に、私は来たんだもの〜!」
「それじゃ、明日の行くメンバーの確認しないとね。ねえ、由美ちゃんは、お友達を連れて行くの?」
陽子が由美に明日、連れて行く人数を聞く。
「えっと……麗華と和美に話したら、是非行きたいと言っていたので、連れて行こうかなって思っています」
「ああ、あの二人ね。良いわよ!他には?」
「いません!」
「そう、分かったわ!その二人には、由美から連絡してね!」
「はい、分かりました!」
「じゃあ、私は零クンと瑠璃子に、連絡を入れますかね!」
「あら?ねえ〜陽子?」
「ん?どうしたの美沙子?」
「貴女〜瑠璃子に連絡するって、言わなかった〜?」
「言ったわよ!瑠璃子には悪いけど、私達と一緒に不幸になってもらう予定よ!」
「貴女〜………オニよね〜!」
「別に良いじゃない!娘も行くなら、親同伴でしょ?」
「そうね〜!あっ!どうせなら〜茉莉花も巻きましょうよ〜!」
「美沙子……That's great!!」
陽子は親指を立てる。
「なら〜早速、連絡を取らないとね〜!」
美沙子は早速、携帯を取り出すと、生け贄1号の茉莉花に電話を掛ける。
プルル……プルル……プルル……ガチャ!!
『………はい……もしもし』
「お久しぶり〜。茉莉花〜」
『やっぱり、美沙子………』
「なに〜?なんか、嫌そうな声だして〜」
『貴女が私に電話する時は、大抵は面倒な事に、私を巻き込む時よね!』
「あら〜!当たりよ〜!」
『やっぱり………』
「なら〜、話は早いわね〜!」
『な、何よ?』
「明日ね〜。私と陽子の実家にいくだけど、茉莉花にも、付いて来て欲しいのよ」
『嫌よ!絶対に行かない!!』
「あら〜そんな事、言って良いのかしら〜?貴女の黒歴史を子供達に語っても良いの〜?確か……「この邪気眼で、この暗黒の血を静めてやる!」だったかしら〜?」
『イ、イヤー!!止めて!忌まわしき過去を思い出させないで!!わ、分かったわ……私も美沙子の実家に行かせて下さい!』
「分かれば良いのよ〜!明日の朝の7時30分までに、陽子の家に来てね〜!じゃあね〜」
『この鬼畜!覚えてな』
「バイバイ〜」
プッ!!
美沙子は茉莉花が話してる途中で、電話を切った。
呆れ顔で陽子が言う。
「相変わらず、容赦なしね……」
「失礼ね〜!でも、茉莉花は巻き込んだわよ〜!次は陽子の出番よ〜!」
美沙子が、携帯を陽子に渡す?
「分かったわ!では、生贄2号に電話しますか!」
瑠璃子の携帯に、電話を掛ける。
プルル……プルル……プルル……ガチャ!!
『はい、黒柳です!』
「もしもし、陽子です!」
『間違え電話ですか?では、失礼します!』
「ほぉ〜……そんな事、言えるのかな?」
『な、何よ?陽子!』
「明日ね、貴女の子供が、私達と一緒に実家に行くみたいなよ!」
『は、はあーー?実家って……まさか……【天羽】の!?』
「ご名答!!」
『い、一体、何があったのよ?貴女と美沙子は、二度と彼処には戻らないって、言っていたじゃない!!』
「色々な事があって、こうなったのよ………」
『また、何か面倒な事に、巻き込まれたんでしょ?』
「それも、ご名答!」
『読めたわ……貴女と美沙子だけじゃ、心細いから、私を巻き込むつもりね!』
「またまた、ご名答!流石ね!瑠璃子」
『はあ〜………そんな事だと思ったわ………貴女と美沙子は昔からトラブルメーカーよ!で、いつ行くの?』
「明日の8時には、迎えが来るみたいなの」
『あ、明日?随分と唐突な話なのね?』
「そう!だから、明日の朝の7時30分ぐらいに、麗華ちゃんと一緒に、家に来て欲しいのよ!」
『嫌よ!何で私が……絶対に行かないわよ!』
「ほぉ〜そんな事、言って良いのかな〜?」
『良い決まってるじゃない!』
「それもそうね……でも、瑠璃子の子供の麗華ちゃんを一人行かせて、大丈夫なのかな〜?」
『あっ!そ、そうだった………』
「ふふふ……察しが良くて助かるわ!麗華ちゃんは、貴女の若い頃に良く似てるものね!一人で、行かせると実家の物が、大変な事になりそうよね!」
『くっ!………分かったわ!でも、貴女達の為に、付いて行くんじゃないからね!娘の保護者(監視者)として、付いて行くだけよ!!そこの所は勘違いしないでよ!』
「はい、はい。分かってるわよ!んじゃ。明日は、お願いね〜!」
ブチッ!
ニヤニヤと笑い陽子は、美沙子を見た。
「OKよ!瑠璃子も、巻き込んだわ!」
「良かったわね〜!これで、大人の方は揃ったわね〜!」
「いや!後、一人いるわ………」
「あら〜誰かしら〜?」
美沙子は顔を傾げて考える。
「う〜ん……陽子が連れて行きたいと人ね〜?………あっ!まさか………貴女!?」
美沙子は陽子の顔を見ると、ニヤッと笑う。
「そうよ!零クンの、お父さん【黒羽 洋】よ!」
何時も読んで下さり有難う御座います。
次の更新予定は、9/10の予定です。




