ごめんなさい
保健室では由美が目を覚ますと寛子は目に涙を溜めて由美に駆け寄り、由美に謝り、身体の調子を聞いた。
「由美、本当にごめんね!まさか、こんな事になるなんて思ってもなくて………身体は大丈夫?痛い所ない?」
「ううん、私の方こそ、ごめんね!私、寛子と闘えるって思ったら、興奮しちゃて、何時もの癖がでちゃた!身体の方も大丈夫みたい!」
「気にしてないよ!それより本当に身体は大丈夫なの?」
「うん!気を失う程の攻撃を私は喰らったんだよね?」
「そうだよ!私が手加減を間違えからこんな事になっちゃったの!」
「でも、寛子が治してくれたんでしょ?」
「う、うん!私は無我夢中で由美に治癒をかけていたの!」
「そっかぁ、また7年前と同じだね!」
「あの時は違うよ!今回は私が由美を傷付けたんだから………」
「でも、寛子が治してくれたんでしょ?」
「そうだけど………」
「そうじゃないかなって?私は思ったよ!もう、お互い様だからこのお話しは終わり!」
「でも、由美………」
「終わりって、言ったでしょ!」
「う、うん………わかった!」
由美はそう言うと、少し疲れたからもう少し休んで行くねと寛子に伝えるとベットに横になった。
寛子は暁先生に由美の状態を知らせようと、固まっている二人の先生の肩を揺さぶったら、二人の意識が帰って来た。
「暁先生、由美は大丈夫みたいです!でも、もう少し寝ておきたいと言ってましたが!」
「そうなの?でも由美クンが言うのなら心配はないようね!」
「はい、そうですね!」
「でもね、少し寛子クンにお話があるの………」
「なんですか?」
「貴女の能力に付いてなんだけど………」
「私の能力ですか?」
「そうなの、五代先生から聞いた限りでは他の生徒には重力制御能力は多分、バレてしまってるのでもね空間干渉能力はバレてないと思うのよ!」
「そうですね………重力制御能力はみんなの前で使ってしまったのでしょうがないと思います」
「そこでだ!海外、この世界中で空間干渉能力を使える者はいない!」
(えっ!?世界中に探してもいないの?この能力!)
「そ、そうなんですか?」
「そうだ!世界の国が管理している能力者の調べでも、この100年の間で誰一人と使うことの出来なかった能力なのだ!だから、海外がその使い手だとバレると悪用する者が出てくるはずだ!だから、その能力だけは普段は使ってはいけない様にして欲しいのだ」
(そんなに凄い能力なんだ!?)
「それにね、寛子クンの能力はそのブレスレットで抑えていてもSSランクの実力を備えているのだから、私達は貴女を守る義務もあるしね!貴女は私の生徒だからね。ねぇ!五代先生」
「そうだ!教師は生徒を守る立場だからな!」
「先生………有難う御座います!」
先生達は優しく私に微笑んでくれた、それを見て私はこんなにも素晴らしい人達に守られているんだな~と思った。
私は保健師と出てお昼休みなったのでお弁当をを取りに教室に戻ると、クラスメイト達はそれぞれ仲のいい者達とご飯を食べていたが私は、自分の机で一人で食べようと思い席についてお弁当を広げたら、私の側に和美がやって来た。
「寛子ちゃん、一緒にご飯食べない?」
「えっ!………いいけど!」
(あっ!さっき私の胸を揉んだ人だ!)
「やった!私、寛子ちゃんと食べようと思って待っていたの」
「そうなの?」
「うん、お話ししたかったからね!由美の容態どうだったの?」
「大丈夫だった見たい!」
「そっか!良かったね」
「うん、心配かけてごめんね!」
「いいのよ!由美って対戦なるとあの性格でしょ?ちょっとは反省して欲しかったし」
「………そうだね、由美って戦いになると、性格が変わるもんね」
「由美ってあの性格がなければ、モテるのにね!残念!」
「えっ?由美ってモテるの?」
「寛子ちゃんは今日が初日だから判んないかもしれないけど、由美って結構、隠れファンが多いのよ!」
「そうなんだ………知らなかった………」
(まぁ、由美は可愛いもんね!)
「でも、由美にも巨大なライバルが現れたけどね!」
「だ、誰なの?」
「それは、寛子ちゃんだよ!」
「う、うそ!私なんか全然、可愛くないよ!」
「あはは、そう来たか!」
「私より可愛い子なんて沢山いるし………」
「寛子ちゃんは無自覚だよね!まっ、そこが良い所かもね!」
「???」
(和美ちゃんが言ってる事がわかんないですけど?)
「でも、寛子ちゃんに聞きたかったんだけど?」
「な、何?」
「寛子ちゃんの能力値ってかなり、高いよね?それに、由美に攻撃したあの能力は重力制御能力だよね?」
「う、うん………そうみたい。私も始めて使ったから詳しくは知らなの?」
「自分の能力なのに?」
(試合中まで本当に判んなかったもん!)
「今まで、病院に入院していたから、病内は能力の使用が禁止だったからね!」
「そうなんだ!でもその能力はかなり、レアな能力だよ。私も詳しくはしたないけど、あまり使いてがいないんだよ!」
「そうなんだ、私はみんなも使えるのかなって思ったけど?」
「ムリムリ!そんなの生まれつきの能力だから、努力してもしょうがないんだよ!」
「生まれつきの能力なんてあるんだ!私知らなかった………」
「本当に、あの篤君と兄妹な訳?どう見ても見えないんだけど!」
(失礼な!私はその篤、本人ですよ!)
「き、兄妹だよ!能力の違いはあるけどね………」
「本当に、大違いだよね!」
「ひ、酷い!」
「あはは、うそうそ!」
私と和美はそんな会話をしながら一緒にご飯を食べていたら、私達の近くに男性が近づいて来たので視線を男性に向けると、それは弘雅だった。
「久しぶりだな寛子、もう7年前だから忘れたかな?」
「………弘雅君………久しぶりね……」
「あんた達、知り合いなの?」
和美が聞いてきたが、私は嫌な予感しかしてなく和美の質問に答えれなかった………。




