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10分間のエース  作者: 橘西名
高校生編(竹春高校)
43/305

23:評価

短めですので、投稿間隔も狭くしています。

 この試合。最初はどうなるか不安だったが由那のポイントガードは良くも悪くもなかった。いまいちと言うのが妥当なところだろう。


 オフェンス面では、由那は前線へパスを送って、折り返しに受けたパスで得点を決めることができたが、試合経験だけではカバーできない視野とゲームをコントロールするセンスは並だった。


 しかし竹春高校のメンバー全員が由那を見てプレイをしているから、パスを受け損ねると言うのが少なく、全体的にミスの少ない試合になった。



「こんなところかしら。由那のポイントガードはまずまず。新規参入の子は、天野と西條以外なら十分通用する。愛数、栄子、三咲も悪くない。でも相手があそこじゃ……」



 試合を終えて休憩時間に教科書を広げる由那たちに亜佐美は声をかける。



「勉強? やけに荷物が多いと思ったらそんなものを持ってきていたの?」



 由那たちのバッグにはバッシュと弁当、教科書類等がぱんぱんに入っていた。


 彼女達はお互いに分からないところを教えあい、短い時間でもしっかり勉強していた。


 どうゆうことなのかと亜佐美は、竹春メンバーの中で学年が違う三咲に聞いてみると、面白い返答が帰ってきた。



「メンバーで勉強も頑張りたいって、この間話になって。それならみんなで協力してやろうと言うことになったんだ。ちょうど成績もバランスがいいし」



 由那がそういったらしい。


 由那は由那でリーダーらしいことをしているんだなと、そのときの亜佐美は思った。


次は、前回の予定での水曜か木曜日を予定しています!


そろそろ対戦校の発表ですのでお楽しみに。

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