表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

赤子を抱く母

作者: 冬暁ノ夜
掲載日:2026/05/11


赤子を抱いて歩く。


ご近所さんが可愛いと言ってくれた

自慢の赤子を抱いて歩く。


近所の子供が妹のようにかわいがっている

赤子を抱いて歩く。


赤子を抱いて歩く。


子供には外の空気を吸って伸び伸びと育って欲しいから

だから、赤子を抱いて歩く。



あなたの子はもう居ないと言われた。

おかしなことを言う私は今も確かに赤子を抱いて歩いているというのに。




最近避けられている気がする、皆速足で何処かに行ってしまう

それでも、赤子を抱いて歩く。



たまに、赤子から酷い匂いがする

帰って入念に体を洗おうと思い、赤子を抱いて歩く。



最近赤子が軽くなった気がする

もっと食べさせなきゃなと思いながら、赤子を抱いて歩く。



何年たっても成長しない赤子を抱いて歩く。



もう年を取り足腰も弱ってしまったけれど

私は赤子を抱いて歩く。

周りに何を言われようとも。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ