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北畠生存戦略  作者: 親交の日
第七章
84/226

長篠合戦 貮

 



 ーーーーーー




 具房の許に武田軍の動向を監視していた斥候がやってきた。


「武田軍に動きがありました。一万ほどの兵が陣を引き払い、設楽原へと進軍する動きを見せております」


「ご苦労」


 斥候を労い、休むように伝える。この情報はすぐさま連合軍に共有され、緊急で軍議が開かれることになった。主だった武将が織田軍(兼連合軍)の本陣に集まる。


 具房はある人物を待っていた。さすがに本人が待っていると注目を浴びるので、家臣のひとりにその人物が現れたらすぐに連れてくるよう命じていた。


「お呼びでしょうか?」


 その家臣に連れられて現れたのは本多正信だった。彼は三河一向一揆に与した後、三河を出て諸国を流浪。具房に仕えていたのだが、三方ヶ原の戦いで北畠軍が徳川家の援軍に赴いた際、旧主・家康との再会を果たし、徳川家に帰参したという過去を持つ。脳筋集団の徳川家臣団のなかでは珍しい、知将タイプの家臣であった。


「よく参ったな、弥八郎(正信)。軍議の前に、内密で少し話がしたいのだ」


 既に忍に命じて周囲を警戒させている。武田の忍が侵入することはほぼ不可能。ここでの会話が外部に漏れることはない。


「話とは?」


「うむ。今回は武田に大打撃を与える絶好の機会。数年は大規模な外征が不可能になるほどの損害を与えたい」


「たしかに。これほど有利な状況が今後、巡ってくるとは思えませんな」


 具房も正信も、自軍の優位を疑っていなかった。これは慢心でも何でもない、ただの事実だ。設楽原に向かっている武田軍はおよそ一万。これに対して、味方は約六万。六倍の戦力差がある上に、戦場は具房の手によって要塞化され、そこで防衛するというアドバンテージがある。よっぽどのことがなければ負けることはない。


「武田は決戦を挑んでくるとは思うが、絶対ではない。そこで、その可能性を高めるためにそなたたちに協力してほしいのだ」


「何をすればよろしいので?」


「それはなーー」


 ゴニョゴニョ、と具房は正信に策を話す。


「わかりました」


 説明を受けた正信は協力を約束し、仕込みのために席を立った。具房も軍議の席へと戻る。信長が現れると軍議が始まった。行動を開始した武田軍への対応が話し合われたが、陣地に籠もって戦おう、という普通の結論に落ち着く。それで解散となりかけたのだが、その状況に一石を投じる人物が現れた。


「お待ちください」


「そなたは酒井(忠次)か」


「はっ。某にひとつ策がございます」


「申してみよ」


 信長に促され、忠次は己の策を語る。それは正信を通して具房が伝えた作戦だ。内容は、鳶ヶ巣砦をはじめとした長篠城に対する付け城を夜襲によって攻略。勢いに乗じて有海村も占領し、武田軍の退路を脅かそうというのだ。これで尻を叩き、決戦を挑ませる。


 包囲されれば解囲に動くのが普通であるが、具房は必ず決戦を挑んでくると考えていた。勝頼は敵主力に背後を見せて撤退しないーーと考えたためである。武田軍が全力で別働隊に迎えば、包囲を破ることはできるだろう。だが、後方から六万もの連合軍に追われながら血路を開かなければならず、損害は計り知れない。大損害を受けるなら、いっそ大将首を目指して突撃した方がマシだと、勝頼は考えるはずだ。


 そんな予測から立てられた作戦であったが、信長はこれを拒否した。


「そのような小細工、用いるまでもないわ!」


「も、申し訳ございません!」


 盟主・信長を怒らせたことに、忠次は顔を青くしてすぐさま頭を下げる。それと同時に、入れ知恵してきた正信を睨んだ。話が違う、と言いたいのだろう。睨まれた正信はというと、能面のように無表情であった。


 信長の怒りは、家康が仲裁に入ったことで収まる。それでも、軍議が終われば残っておけ、と信長。後で説教する、と言っているようなものだった。


 軍議は後味悪く終了。諸将は足早に退出していく。残ったのは信長、具房、家康、そして忠次。その他、正信など一部の側近だけである。場は当然ながら張り詰めた空気が漂う。


「さて、酒井」


 重苦しい雰囲気のなか、言葉を発したのは信長であった。猛烈なプレッシャーを放っている。どのような処分が下るのか、全員が固唾を呑んで見守っていた。ーーそんななかで、信長が具房に視線を寄越す。頷く具房。すると、途端にプレッシャーが消える。


「「「?」」」


 事態について行けない面々。だが、そんな空気を無視して信長は忠次の肩を叩く。


「そなたの策は理に適った作戦だ。直ちに実行に移せ」


「は、はぁ……」


 困惑する忠次。それもそうだ。ついさっき反対された策に「GO」が出たのだから。朝令暮改、ここに極まれり。当事者の忠次のみならず、家康もわけがわからない、といった様子だ。これに、具房は苦笑する。


「義兄殿(信長)。突然のことで皆、困惑しています。説明してあげてください」


「む? そうか」


 そうだな、と納得して信長は説明を始めた。


「酒井の策を否定したのは、間者の目を欺くためだ」


「間者が入り込んでいたのですか!?」


「ああ。義弟殿(具房)が知らせてくれた」


「わたしは半蔵から知らされただけですよ」


 半蔵の部下が敵の忍を探知。半蔵から具房、具房から信長へ、サインを使って通報された。だから忠次の策を蹴ったのだ。その忍は、情報を持ち帰るためにこの場を離れている。それもまたサインで伝わり、信長は本音を話したというわけだ。


 なお、正信に策を伝えた時点で具房はこうなることも織り込んでいた。悪役を押しつける形になったが、正信は快諾している。曰く、拙者は既に嫌われ者ですから、と。


 信長に拒否される可能性を、事前に伝えるという選択肢はなかった。武将は所詮、大根役者であり、演技をさせてもバレる。ならば、そのときばかりは「真実」にしてしまえばいい。意図を伝えず、提案を厳しい言葉で拒否する。味方も敵も、嘘だとは思わない。敵を騙すにはまず味方から、とはよくいったものである。


「だが、間者は既におらぬ。偽りを申す必要はなくなったわけだ」


 そして、信長は重ねて命じる。


「改めて、酒井左衛門尉に命じる。兵を率いて武田軍の背後を脅かせ!」


「はっ!」


 忠次は了承し、弓や鉄砲の扱いに秀でる兵二千を率いて、鳶ヶ巣砦などへ向かうこととなる。


「わたしのところからも兵を出しましょう。左近」


「ここに」


「花部隊の一部(五百)を預ける。酒井殿と協力し、武田を設楽原へと追い落とせ」


「御意」


 北畠軍から島左近の参加が決定。


「我も五郎八(金森長近)をつけよう」


 織田軍からも二千ほどの兵力が出され、別働隊の兵力は四千五百となった。指揮は発案者ということになっている酒井忠次がとる。別働隊はすぐさま行動を開始。夜陰に紛れて武田軍の本隊をスルー。夜明け前には城砦群の近くへ到着した。


「夜明けとともに攻撃するぞ」


 忠次はそう指示すると、少しの間だが休憩するように言った。別働隊の兵士たちの間に弛緩した空気が流れる。


「ふう……」


 忠次もまた、気を緩めた。徳川家では家臣団筆頭であり、今回のように数千規模の軍勢を指揮したこともある。だが、他家の軍をも指揮するのは初めてのことであった。拙い指揮をして徳川家の名に傷をつけてはいかん、と気を張っていた。今は、それを意識しなくていい貴重な時間だ。


 そんなリラックスタイムを味わう忠次に左近が声をかけた。


「酒井殿」


「これは島殿。いかがされた?」


「某に少し考えがあるのだがーー」


 左近は城砦にいる武田軍は油断していると指摘。その上で、城と連絡をとり、別働隊の攻撃に合わせて城からも攻撃するようにすればどうか、と提案した。


「なるほど。それはいいな」


 その意見に、忠次は納得する。連絡は北畠軍が行うことになった。隠密に長けた人間(忍)を多く抱えているからだ。城主の鳥居元忠に対して、忠次が書状を認める。それを持った忍が、包囲をかい潜って城へたどり着いた。


「承知した」


 元忠はすぐに承諾した。


「ただ、城兵には直前まで知らせないでください」


「なぜだ?」


「敵に悟られてしまうからです」


 忍は左近(正確にはその主君である具房。そもそも城兵を呼応させるという作戦は具房が考えた)の言葉を伝える。


 川中島の戦いで、上杉謙信は海津城から上がる炊煙を見て、武田軍の出撃を予見したという。同様に、城兵の士気が上がったのを見て、武田軍が援軍の存在に気づく可能性がある。そこで、最後の最後に明かすことで秘匿する。


「河越における左衛門大夫(北条綱成)のように行動していただきたい」


「道理であるな」


 元忠はこの要請を受け入れ、城兵には援軍のことを知らせなかった。いつ敵が攻めてきてもいいように、という名目で臨戦態勢を整えさせ、別働隊と呼応する態勢を整える。


 このような仕込みが終わった段階で、空が少しずつ明るくなってきた。夜明けが近い。別働隊は準備を整える。忠次は主だった武将を集めて軍議を開き、攻撃目標を割り振っていく。


「城砦は五つ(鳶ヶ巣、姥ヶ懐、君ヶ伏床、中山、久間山)。兵数から、金森殿と我らが二つ、島殿にはひとつを担当にすることとしたい」


「「承知」」


 話はとんとん拍子で進む。こういう場合、誰がどこを攻めるかで揉めるのだが、そんなことはなかった。忠次が兵数などを考慮して割り振りを行った、というのも理由のひとつ。だが、一番の理由はそれぞれが自軍の戦力を冷静に見極め、身の丈に合った役割を受け入れたからだ。功名より、城砦の攻略を優先したのである。


 しかし、忠次には心配なことがあった。北畠軍の数が他の二軍と比べて少なすぎることだ。織田軍と徳川軍は二千なのに対し、北畠軍はわずか五百。織田軍、徳川軍が攻めるべき城砦は二ヶ所なので、一ヶ所につき千とカウントしても、二分の一でしかない。目標の割り振りは熟慮して決めたとはいえ、不安を拭えずにいた。


「島殿。兵は十分か? 足りないようなら、いくらか援軍を出すが……」


「ん? ああ、ご心配には及びません。殿からお預かりしたのは花部隊ーー精鋭たる三旗衆。どこよりも速く落として見せましょう」


 左近は忠次の申し出を断った。その言葉は傲慢にも思えるが、そんなことはない。


 三旗衆は職業軍人ーーしかも各兵団からの選抜者ーーで構成されている。士気も練度も高い。先進的な装備に加え、実戦経験も豊富だ。戦国最強、といっても過言ではない。実際、参戦した戦い(=具房の戦い)ではすべて勝利している常勝集団だ。


 そして、そんな三旗衆のなかでも特殊なのが花部隊である。雪部隊や月部隊は純粋な戦闘部隊なのに対して、花部隊は何らかの特技を持った技能者集団であった。その代表は忍や孫一たち雑賀衆である。今回、左近が率いているのは伊賀者を中心とした部隊。工作ではなく、戦闘に特化した者たちだ。


 左近も味方ゆえに、その腕はよく知っている。その上で奇襲ということなどを勘案し、攻略可能と判断した。


 姉川の戦いなどで三旗衆を含む北畠軍の活躍を見ている忠次も、左近の言葉に理解を示し、援軍は送らないことにした。


「攻撃の合図は日の出」


「「応!」」


 こうして三軍は散っていった。島隊が担当になったのは中山砦。その近くで潜伏する。兵士たちは臨戦態勢を整えていた。夜明けがほど近く、いつでも動けるように。


 島隊は中隊三個(と大隊本部)で構成されていることから、その単位で動く。作戦はこうだ。まず、夜明けと同時に第三中隊が擲弾筒を撃ち込み、敵を混乱させる。その音や爆煙に紛れる形で第一、第二中隊が接近。第二中隊は擲弾筒を直射し、城砦の壁を破壊する。第一中隊はその突破口を目がけて突撃。第二中隊が援護する。その後、第二中隊の突撃を第三中隊が援護しつつ、城砦へ突入。第三中隊と本部は援護なしに突入し、制圧に参加するーーということになっていた。


 待つことしばし。太陽が山から顔を覗かせ、陽光が差し込む。


「撃て!」


 炸裂音。数秒後、断続的に爆炎が上がった。


「着弾確認!」


「よし。第三中隊は射撃を継続。第一、第二中隊は前進せよ!」


「「了解!」」


 左近の指示で爆発音に紛れて二個中隊が城砦に肉薄する。通信機などないため、ここからは細かい指揮を中隊長が担うことになる。


「第二中隊、射撃用意!」


「第一中隊、抜刀!」


 指示に従い、兵士は銃や擲弾筒を構え、刀を抜く。


「(第)二中隊、撃てッ!」


 再び炸裂音。擲弾筒は城砦の門や壁に照準されており、その破壊に成功した。


「これより突撃する!」


「了解した。二中隊は援護に回る!」


 擲弾筒を撃っていた者も、得物を銃に持ち替える。それを見た第一中隊長は抜刀。


「(第)一中隊、突撃にーっ、かかれッ!」


 刀を振り下ろす。第一中隊は喊声を上げながら突撃していく。第二中隊は突破口へ向けて銃撃を絶え間なく放つ。敵がいるかは関係ない。銃撃でプレッシャーを与え、突撃する味方に対する妨害を減らすことが目的だ。


「撃ち方止め!」


 また、第一中隊の突撃を見た第三中隊は擲弾筒を撃ち込むのを止めて第二中隊に合流した。第二中隊も、味方が突破口に差しかかったところで射撃を中止する。撃ち続ければフレンドリーファイアになってしまう。


 やがて、城砦の中からは剣戟の音が響いてきた。第一中隊が突入に成功し、白兵戦に移行したらしい。これを知った第二中隊は突撃を敢行。第三中隊が援護に回るが、妨害する敵は現れなかった。


「我らも行くぞ」


 左近は本部を含む第三中隊も突入することを決断。周りに注意しつつ、城砦へ足を踏み入れる。だが、突入したときには既に戦いは終わっていた。味方に追われる武田兵。完全に逃げ腰で、抵抗する意思がまったく見られない。


「何だ、張り合いのない」


「手柄を他の奴らに取られましたね」


 第三中隊長と古参兵とが悔しがっている。先行していた者によると武田軍は奇襲で混乱していた上、最初の砲撃で指揮官が吹き飛んだらしい。さらに断続的に敵が現れることから大軍が攻めてきたと錯覚。我先にと逃げ出し始めたという。


(情報は大事だな)


 情報の大切さは、具房が煩いくらいに言っていることだ。また、情報を得るために忍を家臣にしたり、全国に拠点を構築したりと、少なくない金を投じている。正直、左近は金の無駄だと思っていた。戦で勝てばいいだけだろう、と。しかし、情報の欠如によって最強と名高い武田軍が容易く撃破されたのを見て、その重要性を認識した。


 そのように左近が情報の重要性に目覚めている一方で、手柄を立てられなかった面々(第三中隊)が落ち込んでいた。しかも、第一中隊が手柄を誇り、煽っている。さすがに見かねた左近は口を出した。


「早合点するな。まだ功を立てる機会はあるぞ」


「どういうことです?」


「織田様は軍議でこう仰った。『武田軍の背後を脅かせ』と。背後にあるのはこれらの城砦だけではあるまい?」


「「あっ!」」


 そう言われて気づく。武田軍の背後にあるのは長篠城と、それを囲む城砦群だけではない。有海村にも武田軍はいる。そしてこれは、誰にも割り振られていない目標だ。


「よし、やってやるか!」


「へっ。今度も一中隊が一番乗りだ」


「やる気になったところ悪いが、一中隊はここで留守番だ」


 人員の掌握を終え、損害が確定した。死者なしの、負傷者若干名。完璧な奇襲と、指揮系統の麻痺が奏功したらしい。これならどの部隊も問題なく転戦できるが、第一中隊には留守番が命じられた。手柄を立てる機会を平等に与えるためと、戦闘による消耗を回復させるためだ。


「えっ?」


 まだ戦える。だから出陣することになるだろうと思っていた第一中隊長は間抜けな声を上げた。左近はそんな彼を睨む。命令に従えないのか? と。


「い、いえ! 了解です!」


 第一中隊長は慌てて返事をする。言うまでもなく、命令に服従しないのは重大な違反行為だ。もちろん例外はあるが。


 そんなわけで、第一中隊を守備に残して他は味方と合流した。


「は、早いな……」


 忠次は、左近たちが早々に砦を落としてしまったことに驚く。兵数が最も少ないのに、目標を攻略したのは最も早い。徳川軍は目標の攻略にこそ成功したものの、松平伊忠が討死するなど、必ずしも順調というわけではなかった。そのため、北畠軍も苦戦しているのではないかと思っていたのだ。


「援軍、感謝いたす」


「彦右衛門も無事で何よりだ」


 別働隊の動きを感知した元忠は、直ちに打って出た。忠次率いる徳川軍と合同して城砦の武田軍を撃破している。他に援軍としてやってきた左近や長近にお礼を言う。


 その後、別働隊は城砦群を落とした勢いそのままに有海村へ攻め入り、武田軍を駆逐した。第三中隊が鬱憤を晴らすべく奮闘したのはいうまでもない。その強さには味方も驚いていた。


 一連の戦いでは河窪信実、三枝昌貞、和田業繁など、一門や有名武将が討死している。この後方強襲作戦は、連合軍の大勝利に終わった。







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― 新着の感想 ―
[気になる点] コンスタンティノープルは1000年の間1度も、落ちなかった訳ではありません。第四時十字軍で落ちています。
[一言] 序戦は敵の裏をかいた連合軍の勝利で終わった。 でも武田もこのまま黙っているはずがないだろう・・・。 さてさて・・・。
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