第壱フェーズ 初動の兆し
初投稿作品となります!
友達に影響されてしまい
前々から構成は考えていた(暇潰し程度に)
話を文章に書き起こす決意をし
こうして自分の世界を書くことになりました
よろしくお願いします!
―2034年5月26日 本郷宅―
朝、ベッドから這い出た俺は素晴らしく憂鬱な気分と共に目覚まし時計のやかましいアラームを止めた。いつものように簡素な朝食を作り、身だしなみを整え
「いってきます。」
とだけ言って職場に向かった。
―同年同日 電車内―
俺は、本郷 神守27歳の"元"防衛省の公務員だ。今現在の職場は電車で20分の人里離れた小島にある。今日も今日とて電車に揺らされながら通勤する俺だがこの風景も見飽きてきたと内心呟いていた同じ時間、同じ車両、同じ位置、3ヶ月もいたらそりゃあ飽きるはずだよな。と笑みを浮かべたその時。
「・・・ッ!!」
窓の外にいつもはないはずのものが見えた…!?その存在は次に見たときには消えていた、いやそもそも何もないのではないのかと言わんばかりの・・・今のは錯覚か幻覚ということか、それは海に足をつけ体長は10メートルいや、20メートル以上は普通にある、まるでファンタジー小説に出てきそうな…そう…ゴーレムの巨人のような…
「ハハハ、疲れてるんだな俺」
小声で呟いた、呟かざるおえなかったそうしないとこのまま考え込んで仕事に影響が出てしまう。それだけは避けなければならない。なぜなら…
―同年同日 経済産業省"新資源研究課"―
「なぁ摩耶さんー?あり得ないでしょーさっきの話」
俺はデスクに着くなり対面の席に座っている同期に早速電車内での出来事について聞いてみた。
彼女は経済産業省の公務員25歳名前は中川 摩耶ちなみに未婚である。栗色のショートヘアーをなびかせて答えた。
「神守君、疲れているんじゃない?」
「そーじゃなくて」
「ハイハイ、アリエマセンネー」
「あっ!お前馬鹿にしてるだろ!」
さて、この女どうギャフンと言わせてやろうかと六割本気で考えていたら急に真面目声にチェンジして。
「でもおかしくないわよ」
「えっ?」
俺はコンマ数秒の意識の硬直を余儀なくされた。
「うちの上層部がファンタジーゲームに得意なヤツを探しているという話も出回っているし全然関係ないことはないんじゃない?
ていうか、そもそもそんな話私興味なかったから今のいままで忘れていたけどね」
「いやー"あんなの"とは関係ないでしょー流石に」
「そうよね~飛躍しすぎかな?」
摩耶と朝の談笑を楽しんだところで、いつもの業務に取りかかろうと元々ないやる気を振り絞ったところで。
~ピンポーンパンポーン~
『全職員は10:00までに幹部自衛官は第一戦闘発令所、以下職員は第一ホールに集合してください』
普遍的なコールの後に職員の召集を告げるアナウンスが鳴り響いた…
ここ経済産業省と防衛省管轄の合同プロジェクトの名前であり日本の経済の再起を目的とするこの施設の名でもある
【Regria】
「あーそういや今日だったな」
「ついに始まるのね、長かったなーここに来てから」
いやー書いていたら気がついたことが一つ
(あれ?実は自分の語彙力低いのでは?)
とふと思いまして悩みの種になっております
Regria とは一体どんなものなのかも次回に
書いていこうと思っています
※追記確認したところ脱字があったので修正を入れました
すみません