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火星国家の佐々木くん  作者: 山本重国
第1章 超能力者の国家
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プロローグ 火星国家

この小説は、私のミスにより二次作品として「山田タタラ」の名前で、投稿していましたがそれは誤りです。全くもってオリジナルのハイファンタジー小説です。よって名前を少し変えてここで「火星国家の佐々木くん」を投稿していきます。教えてくださった読者の方、ありがとうございます。



2017年現在。


地球上にある化石燃料などの有限資源は残り100年程度で枯渇してしまいます。

世界はこの状態による人類絶滅を危惧して、地球以外の惑星でエネルギー供給源となり得るものの探索調査を開始しました。国連は世界の混乱を防ぐためにこの調査極秘に進めたのであった。


そして、アメリカ航空宇宙局NASAの火星探索により新たな燃料資源がようやっと見つかったのは、プロジェクト開始されてから約10年が経過した後でした。


『マースター鉱石』


これが、火星で見つかったとされる人類の救世主。

なぜこれほどまでに、この鉱石が注目されているかと言うと、この時点では酸素に触れるとを4500時間(約5年間)熱を発し続け、残り滓は酸化鉄に近い物質になると言う曾てない環境にも人類にも無害な特性持っているという優れものだからです。


この存在が報道されると世界中で歓喜の声が湧き上がりました。

「人類の未来は安泰だ」とさえ確信づけられました。


のちに、国連はマースター鉱石の発掘をより安全かつ円滑に取り行うために、火星に国を創設しようとしました。

この人類移住プロジェクトと称された国家建設は、とても大規模なもなとならました。

それというのが、


『30年以内にマースター鉱石を原料として、経済活動が行える程度まで産業を発展させ火星に国を創る。』


というなんとも突飛な国際プロジェクトでした。

それからというもの、世界中で火星に向けて探査ロボットや建設用の大型機械を搭載したロケットが何発も打ち上げられるようになりました。

そうして、火星の約4分の1が人類の最先端技術を惜しげもなく使って、人が暮らせる環境になりました。

それを人々はそこを人類最先端の国『火星国家』と称しました。

そんな人々が気合いと希望に満ち溢れて頃、世界を震撼させる事件が起きたのです。


A.D.2069


某日火星でその事故は何の前兆もなく起きた。

マースター鉱石を発掘するために学生を含む作業員4名が生存区域よりおよそ100キロ程離れた場所にあるマースター鉱石発掘場で爆薬を用いて発掘しようとしたところ、爆薬の量通常の3倍になっており、発掘専用車が作業員諸共爆発したという不幸な事故が起きたのです。


その日、作業員の4人全員が行方不明になったと報道されました。


しかし事故の3日後、死んだはずの作業員の1人が歩いて戻ってきたのでした。

驚愕の事実で、例の作業員の半分が中学2年生の男の子でした。

彼は、空気のない宇宙空間を宇宙服も着ないで、器具も身につけずに100キロの道程を歩いて戻ったのであった。最初は宇宙人ではないかと騒がれました。無理もないでしょう何せ人間には不可能な事ですから。

しかしあらゆる検査と身元の確認により本人と断言されました。

なら彼はどうやって戻ってきたのでしょうか⋯⋯


実のところは、人間かどうかの検査の時もう一つ明らかになっていたことがあったのです。

それは、彼の体には


『常に隕石並みのエネルギー反応がある』


ということです。

詰まる所、人の形をした核爆弾に匹敵します。


そして、研究者たちはこの不可解な現象を調査した結果。彼はマースター鉱石に何かしら影響を受けて莫大なエネルギーで能力が使えるという推測から『超能力者』と呼ばれるようになったのでした。


この後、彼は


研究者のモルモットになるのでしょうか⋯⋯


或いは人間兵器として利用されるのでしょうか⋯⋯


さて、一体どうなったのでしょう

読んでいただきありがとうございます。

3話までは書きあがっているので早く出ると思います。

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