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5 山賊退治の依頼(改訂版)

なんだかんだ言って毎日投稿出来てますね。

「さて、今日も歩くか!」


 マップで道を確認しながら歩く。昨日から、森に入っている。

 すると、10km先に20人程度と小規模な村が確認できた。


「今日中に到着出来れば良いかな」


 旅をし始めて、5日目だ。この旅生活にも慣れてきている。


 昼頃、昼食を食べ終えマップを確認している。すると、村に10人の集団が歩み寄ったいる。


「山賊かな?」


 山賊のアジトを金貨が欲しいがために近頃潰す予定だったが、村に近づいている盗賊?を潰すほうな先決だ。はぁ、こうゆう時に、マップで職業や名前を確認できたら嬉しいのに。

 ステータス補正の力を借りて、全力で走った。


 2km距離があったけど、2分で駆け抜けた。


 案の定、山賊だった。

 村人達は、1箇所にかためられている。


ーーさて、どうやって山賊を倒すか。


 ステータス補正全開のダッシュパンチ、うーん家がが倒壊する危険性があるから却下。剣、まず剣がない。魔法かなー


 闇魔法の、隠蔽を使って山賊の近くまで行き、闇魔法の《影縫い》で動けなくしたあと縄で手足を縛って制圧した。


 ▷


「この度は、トゥーア村を山賊達から救ってくださりありがとうございます。私は、村の村長を務めさせていただいておりますユングです」


 礼儀知らずとは言われたくないので、フードを取って名乗る。


「は、はぁー。俺は、旅人のレン・シノノメです」

「旅人様ですか!旅人様は、凄腕の魔法使いと見えます」

「そんな、凄腕なんて······」


 中級魔族を撃退出来る魔法使いなんて、死んでも言えない。


「凄腕の魔法使い様に、お願いがございます。もちろんの事、報酬は弾みます」

「言ってみて。俺が解決出来ることならやるよ」


 報酬に目が惹かれました。


 村長のお願い事は、丁度俺が潰す予定だった山賊のアジトを潰して欲しいというものだった。少し距離があるので、村に泊まった。

 村長は宴会の準備をしていたが、酒が飲めないと告げると宴会を止めてくれた。代わりに、魚や肉を使った豪華な料理を作ってくれた。

 美味です!


 料理を平らげた俺は、直ぐに寝てしまった。アットホーム感がすごい。


 明け方になったので、出発をした。山賊アジトをマップで確認したが人数は、20人と少し多い。


 山賊のアジトまでは、獣道だったので《火炎(ファイヤ)》と《(ウォータ)》を使い分け山火事が起きないように頑張って、獣道を開拓した。結果、自然破壊は進みました。

 途中、変な声が聞こえたが無視した。多分ゴブリンだろう。


 山賊のアジトは、洞窟だった。あらかじめ、作戦は決めてきたので作戦通りに行く。

 俺は山賊のアジトの外から、《火炎(ファイヤ)》を山賊のアジトの中に連続で放った。

 思惑通りに出てきた、山賊達を《影縫い》で動けなくして手足を縛ってまとめた。


 アジトの中は、洞窟だからゴツゴツしている。武器もあるが、殆どが使えないほど錆びれている。

 アジトの奥には2mちかい金庫があり、蹴る。ひしゃげた金庫の扉を開けると、剣やら宝石が数え切れないほどあった。

 剣は1番錆びれてない、黒剣を貰っておいた。宝石は全てご丁寧に回収しました。

 さて、山賊達をどうするかな?ユング村長からは何も言われてないし······


「さて、山賊さん達。あなた達には二つの道を与えます!」

「うるせーさっさと解放「黙れ。首を跳ねるぞ」」


 黒剣を山賊の首に突きつけた。

 キャラじゃないんだけどな。こうでもしないと黙りそうにないから、仕方がない。


「一つ目は、トゥーア村で村人達に謝罪をして村で働く」

「二つ目は、奴隷商人に売られる。どっちがいい?」

「「「一つ目でお願いします!」」」


 即答だな。そんなに奴隷が嫌なのか。


「一つ目は、村長が許さないといけないから、山賊さん達頑張って謝罪をしてね!」


 山賊達を村まで連れて行くのに、昼までかかりました。臭いです。


 ▷


「旅人様ありがとうございます!」

「頼まれたのでやったまでですよ」

「報酬を払わないといけませんね」


 俺は、本を渡された。題名は、"無属性魔法書"と書かれている。


「この本は?」

「その本は、持つべき人が現れたら渡してあげなさい、と言われてきた本です。私はレン・シノノメ様が持つべきだと判断しました」

「ありがたくお受け取りします」

「で、レン様。そちらの山賊共は?」

「ほら。お前達から言え」


 山賊達を前にやる。


「今まですみませんでした。これからは、この村の発展にご協力しますので、どうか奴隷には落とさなでください」


 山賊なのに、礼儀正しいな。どっかの、貴族だったのかな?

 興味無いけど。


「ここの判断は、村長に任せます。売ってもよし、発展に使ってもよし。俺はもうこの村を出るので」


 そう言って、俺はトゥーア村を出た。名残惜しそうに俺を見てくるが、どこかに留まるつもりもないからさっさと出ていった。


 ▷


 その日の夜、無属性魔法書を読んでいた。

 魔法書に書いてある魔法は、《(シールド)》、《(ソード)》、《空間転移》、《フライ》だった。

 スキル一覧を見たが無属性魔法は無かった。


「スキルで一気に覚えて使うことは不可能。地道に覚えるしかないのか。異世界の醍醐味だと思えば問題ないか!」


 無理矢理自分に言い聞かせ、マップで道を確認する。

 マップで見る限り、村や街は見えない。


「次は、街がいいな。宝石とか売りたいし」


 そう呟き、目を閉じた。明日は旅を初めて1週間だ。

今回は蓮に無属性魔法書を持たせたいがために、急ぎ足になってしまいました。

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