幕間 蓮が指名手配
幕間です。
国王とアーテ街の領主の会話です。
半日で帰れたので投稿です。
蓮が、アーテ街のから逃走して数時間後······
「それは本当だな?」
「はい、この目で見ました。レン・シノノメのレベルが278だとゆうことを」
私は、国王陛下と通信用の魔水晶クリスタルを使用して話している。話していることは、レン・シノノメの事だ。
「その事が本当ならば、1人の人間を巡って戦争が起きるぞ!何としてでも、我が王国で保護しなくてわ!」
陛下は、保護とでるのか。
まぁ裏では軍事的目的があるのだろうが、あえて触れないでおこう。
彼は多分、転生者か転移者だろう。だが、なぜあんなにレベルが高いのか気になる。
勇者召喚の時でも、いい時はレベル80、悪い時でも50はあるのにレン・シノノメはそれをゆうに超えてる。人間ではなくて、魔神なのか?でも魔水晶には、人間と書かれていたな。······分からないことが多すぎる。
「ルーブルスよ、レン・シノノメが逃走した方向を知っているか?」
「はい、知っております。王都の方向にレン・シノノメは行かれました。」
「手配書を出して、民達や騎士達に捜索を指せる」
「御意」
▷
1週間後に、レン・シノノメの手配書が王国中に配られた。
私は、捕らえた時の報酬に目を疑った。報酬は、金貨1000枚。たった1人の少年を捕らえるだけで、10代先まで遊んで暮らせる金額だ。
「陛下はとうとう、気が狂ったか?」
独り言を呟いて、自分の仕事に戻った。
幕間って長文の方ががいいですかね?
ルーブルス=アーテ街の領主です。
今更ですが、ルーブルスが治めている領名はアーテ領です。