とある日に山を探索してたら洞穴を見つけた。入ってみたら意識が途絶えた。気がつくと天井を見上げて泣いていた。どうしてこうなったか考えていると女性が俺をあやしていることに気がつき、俺は悟った。転生してる…
俺の名前はウクスツヌ・フムユルン。
ここだけの話だが転生者だ。前世の名前は埋稀 平成。転生した切欠はこの作品のタイトルに書いてある通りだ。
転生してからこの世界のことを学んでいった。常識や言語、魔法や魔物・魔族が存在することを、冒険者やギルド・クランと呼ばれるものが存在しないことを。
そして今や立派な大人になった俺は冒険者ギルドを作ろうとしていた。理由はもしかしたら儲かるんじゃないかと思ったからだ。
そのために俺は村の周りにいた魔物を狩って、魔物を商人に売り、チマチマと稼いだ。
その金で今から王都に行き冒険者ギルドを作るのだ。
俺は村の友人に別れの挨拶を告げる。
「時々この村にも帰ってくるから! …いってきます!」
こうして俺は王都に冒険者ギルドを作りに旅立った。
◇◇◇◇◇
月日が流れ━━━
「冒険者ギルドができる前は道場や騎士の人達が、魔物を討伐してたんだよ」
「商人と狩った魔物の売買とかで争ったりもしたな」
「そんなことがあったんですか」
「昔はな…」
「そーいえば昔ダンジョンでお前が━━━」
「━━━」
「━━」
「━」
あれから色々あったが俺は今、冒険者ギルドの仲間と楽しく暮らしている。