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Modarn Ninja ~現代忍者~  作者: 志乃森蒼井
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現代忍術の使い手

タイトルにもあるとおり途中から現代社会に忍者が参上します。


序盤ちょっとシリアスな展開かもですが


現代に来ればコメディ要素もありますのでよかったら見てください。


そしてお手数ですが見てくださった感想を書いてくださるとうれしいです。


仕事おわりにちょくちょくかいていきますので楽しんでください!

私は忍者であり、忍者とは雇い主の命令によって主に暗殺を行うものである。


私も殿に小さいときから雇われて育ててもらった身であり、心も体も殿に忠誠を誓っている!


暗殺で生きていくという事に、忍者として生きていくことが幸せか?と聞かれたら


「殿のために働くことこそが幸せです。ぜひ、私をお使いください」

と答えるが、本音を言えば人を殺すことが楽しいなどとは思ったことがない。



忍者とは私の生きる時代では裏方の仕事で、モノを盗んだり主君の前に立ちはだかる邪魔な人物を消すといったことが中心である。


小さい時から人を殺すように育てられ、又人を殺さなければ食っていけない状況であり、子供であっても無能であれば死んでいくだけである。


毎日のように人を殺す練習をさせられた。 人間など殺そうと思えば簡単に死ぬ。


生き物自体簡単に死んでしまうものだ。人間の急所を一突きですぐ殺せる、それは自分も含めて、


今日の仕事は外の見張りを3人殺してそれが完了したら屋根に上り、合図をするというもの、

特に変わったことはないいつもの仕事である。


暗殺以外にも格闘術や剣術、それ以外にもあらゆるものに対応できる術を会得している私なら最悪4、5人の侍に方位されて切り掛かってこられても返り討ちにすることぐらいならできる。

もちろん最悪な場合であり、どんな場面でも殺す立場である以上殺される事なんていくらでもある。一生涯人を殺して生きていける忍者なんてほんの一握りだ。どんなミスであれ死に直結するのだ。油断なんてとんでもない


今回は順調にすすめば  まあ順調に進まなければ大変なことになるのだが見回りを一人ずつ背後から首を切る という単純なものだ。単純だが、人に気付かれずにというのがとても難しい、なんといっても侍は見回っているのだから当然周辺に気を配っている。


意識を背後ではなく目の前に集中させる、というのが肝心で陽動で自分のいない遠くで音を発生させたり、背後ではなく上から、というのも定石である。


焦らず慎重にやれば自分にとって難しいことではなかった。遠くで自分の使っている忍犬にほえさせるサインを送る。


「がるるるる」という吠えた犬を不審に思い警備が様子を伺おうとするところで足音を立てず後ろに回り頸動脈をナイフでスパっと切った。


警備は切られたことに気が付いたときにはすでに死んでいる。悲鳴をあげさせないのは基本だ。

ためらえば悲鳴をあげられて自分が死ぬ、最初はためらわないようにと意識していたがやり慣れた今となってはほぼ作業となっている。


毎日ごはんを作ることや洗濯をする事と変わりはない、生活の一部なのである。


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