表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サクラ  作者: しげの あらた
17/24

さくら舞い散る道の上で

サクラ並木のゆるやかな坂。

今年もこのサクラ坂にきた。


青い空にサクラ。

やっぱり、ここだよ。

そうそう、この坂道を下り、右に曲がるといたんだよ、彼女。

去年のことがつい昨日のことのように思いだされる。



「おそいぞ、コラッ!」

「えっ!」

「約束したじゃない。」

「約束って。」

「塔ノ岳で。」

「約束って。塔ノ岳の『じゃあ、また来年。』って・・・」

「そうよ。思いだした?ねえ、一緒に写真、撮ろうよ。」

「でも、頼む人いないよ。」

「自分どりでいいじゃん。」

ふたり、顔を寄せあいながら、写真を撮る。


サクラをバックにふたりの笑顔の写真。

僕の顔が紅潮している。

あの日と同じように。

サクラ色に。



さくら舞い散る道の上で。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ