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三人の少女の幻想入り ~思い出になるかも?の旅( ̄▽ ̄;)~  作者: cherry
ゆうか逃走計画!/ももともかの外来人探しの旅
39/41

みーつけた

たまにもも視点が混じります。

もも、もかチームの人里に戻った時からです。

異世界と混じりかけている事を知ったももともかは急いで外来人を探すため、人里に戻ってきていた。

まず寺子屋の先生である上白沢慧音という人に人里に来ていた外来人を集めてもらっているので、昼に受け取りに行って紅魔館に送ったのだが、その後昼ごはんを食べる前にこんなやり取りがあった。

「そろそろお昼だね。」

「何食べよっか?(^o^)」

お腹が空いたももはキョロキョロとお店を見た。

「焼き(さば)定食美味しそう!(^o^)」

「親子丼もいいね。」

二人はどちらを食べるか迷っている。

「なんだと!?」

「なんてこと……」

なんだか店の中が騒がしい。

「なんでこの金じゃ駄目なんだよ!!」

「落ち着きなさい。騒ぐより代金が払えないからどうするか、というのを考えることの方が先です。」

「そもそも金が使えなけりゃ王子も探せねぇじゃねーか!」

「とにかく、これの解決策を考えないと牢獄行きです。王子は剣術が達者ですから問題ないでしょう。それより今は代金を支払わなくては。」

金が使えず困っているらしい。

「とりあえず入る?」

「食べたいけど入りにくい……(ー_ー;)」

もかとももは入り口で固まっている。

このトラブルに巻き込まれたくないから終わるまで待つか、巻き込まれる可能性はあるが空腹は満たすか。

「代金を代わりに支払ってあげられない?(^^;」

「そんなお金あった?」

「無いかな……┐(´д`)┌」

「……」

「……」

「見捨てよう。」

「そうだね。そうしよう。(ー_ー;)」

二人は踵を返した。



「ここの親子丼おいしーい!」

「ほんとサイコーだね!(*^▽^*)」

二人は別の場所でお昼を食べていた。

「それにしても、次どの方向に外来人探しにいく?( ・◇・)?」

「そもそもどういう場所があるか知らないから探しにくいな。」

「慧音さんに聞いてみよっか。(゜∇^d)!!」

「そうだね。あ、白玉食べる?」

「食べる!黒蜜きな粉もちもどうぞ!(^o^)」

「うん、黒蜜の味私好きだ。また食べに来たいな。」

「そうだね。(*^o^)/\(^-^*)」


その後、3日間外来人を探しまわり、次の場所へ移動しようといいところを聞いたとき。

「私達、ゆうかという友達を探しているのですが、知りませんよね。」

「ゆうか?それならかぐや姫を見に永遠亭に案内してくれとこの前頼まれたな。」

ダメ元で聞いたら知ってました。

「実は……」

かくかくしかじか

「~なんです。」

「ほう、ゆうかにまた会ったときには捕まえておこう。」

もも、もかの味方が増えたよ!

「やったね!ももお手柄!(*^▽^*)」

「こうやって仲間を増やしていけばゆうかを追い詰められるよね。」

「よく思い付いたね!(^o^)」

「ゆうかは紅魔館と博霊神社と白玉楼には行けないだろうし、他はどこ行けないかなーと考えてたらおもいついたの。」

「さすが!(゜∇^d)!!」

「永遠亭はこの竹林を抜けたところにある。案内を付けようか?」

慧音さんからの申し出は迷ったら空を飛べばいいから断ろう。

「いえ、大丈夫です。有り難うございました。」

「そうだ、ゆうか倒す作戦考えないと!(°▽°)」

「そうだね。」

そして、私達は竹林に入っていった。

ももともかは何も問題は起こらず、この先も順調に進むかと思いきや……

「迷った。」

「空も……飛べない。orz」

「どうしようか。」

「歩く?(ノ_・。)」

「それしかないね。」

案内してもらえばよかった。

後悔しながらも進む。

もう日が暮れている。

「野宿?」

「え~、いやだよ(´д`|||)」

「でも家も宿も何もなく、あるのは竹だけ。どうしろと?」

「………とりあえず歩こう。犬も歩けば棒に当たる。(ー_ー;)」

「あ、今向こうが光った気がする。」

「え!?どこどこ!?(゜Д゜≡゜Д゜)?」

もかは勢いよく振り向き、辺りを見回す。

だがどこも真っ暗でわからない。

「あ!また光った!」

「え?あ!ほんとだ!\(^o^)/家だよきっと!止めてもらおう!」

「そうだね。」

ももともかは光に向かって走った。



ズボッ



「ずぼ?(゜ロ゜)」

「え?」



「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!\(>_<)/」

「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



ドスッ

「深い落とし穴?」

「ええ!?何で落とし穴が!?(゜Д゜≡゜Д゜)?」

「やった、成功したよたっちゃん、てゐ師匠!」

「あんたには才能があるね。」

「やったぁ!てゐ師匠のお墨付きだ!」

「で、この被害者はどうするの?」

「心配は無用だよたっちゃん。ちゃんとお金を巻き上げとくから。」

「もっと心配になるよ。」

「さーて、どんなお客様が………」

ゆうかと目が合った。

「…………」

「…………」

「…………」

「?どうしたn…………oh」

たっちゃんは絶句した。

なるほど、この落とし穴はゆうか作か。

私達から逃げてまで何やってんだ。

でも、まあ、

みーつけた


「見なかったことにしようたっちゃん!!」

「え、でも、」

「ふさごう!今すぐ!」

「竹ならたくさんあるよ。これを組んで塞げば死なないし閉じ込められるんじゃないかい?」

「それだてゐ師匠!よしふさごう!」

なんだって!?そんなことしたらゆうか逃がす&野宿決定じゃないか!

「ふ、塞がれてなるものかー!」

「ファイト~!\(>_<’)/」

もかとももは力を合わせて竹を押し退けようとする。

ちなみに落とし穴が深いのでももがしたで肩車をしている。

だが、上と下ではやはり上が有利で。

「っよし!あとは固定してっ。」

「わー、ほんとに閉じ込めちゃった。ももさんもかさんだーいじょーぶー?」

たっちゃんが穴をのぞきこんでいる。

だがそれも、

「ゆうかー!こっからだせー!」

「ここであったら百年目ぇー!今度こそ連れ帰ってやるんだからね!(`・△・´)/ミ/バシバシ」

私たちの剣幕を見たら引っ込んだ。

私達は真剣なのにこんな遊びをしてるなんて……という怒りをもかは出している。

黒い霧が見えるような気がする。

ももは穴をほり始めている。

脱出するための……ゆうかを捕まえるための穴をだ。

たっちゃんとゆうかは逃げ出した。

次もかなり遅くなります。

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