ゆうか発見!!(人里)
もも、もか視点です。
「わ~!にぎやかだね、人里って!」
夕暮れ時に元気な声が人里に響いた。
ももともかは人里に来ていた。
さくやから聞いた話だと、ゆうかは人里に向かったようだった。
「ゆーかー!」
ももは迷子を探すかのように呼んだ。
「名前を呼んだってきっと出てこないよ。すねたゆうかは厄介だし。」
もかは考え事しながら言った。
「ゆうか……あ、今日どこ泊まるの?」
ももは今日の宿についてもかに聞いた。
「宿より夜ご飯先に決めない?」
「そうだね。色々あってお腹も空いてきた!」
ももは賛成した。
人里に着く前にも一悶着あった。
1時間30分前
「ゆうかが脱走する事を考えるの忘れてた……」
もかは呆れたように言った。
「でもさ、私たちのことも考えて欲しいよ!心配させやがって!」
ももは怒りながら言った。
「これは……ふふふふふ」
もかは黒いオーラを出した。
「でた。もかのブラックモード!ゆうか、もか怒らせること多すぎだよ。今回は庇わないからな!」
ももは決意したように言った。
「あ、でもさ、ゆうかって意外と強くない?特に空を飛べるのは大きいよね。」
ももはゆうかと戦うこと前提のようだ。
「私のスペカがあるでしょ?」
もかはそれじゃだめなの?と言った。
「ダメダメ、それじゃあ対等になれても有利になってない!」
ももは否定した。
「勝つためには有利な状況が必要!つまり、空を飛ぶ特訓をしよう!」
ももは燃えている。
ももの心の火が着いたようだ。
「えー」
「でもあかずきんや白雪姫もいるし、いつか強い妖怪が出たときに困るじゃん?ゆうかが飛べるなら私たちも飛べるよ!」
ももはもっともな理由を述べた。
「そうだね。頑張って特訓しようか。」
もかはももの剣幕に押されながら頷いた。
「そうと決まれば、感覚で飛ぶ!」
「適当だなぁ」
それから、1時間練習した。
「飛べた!飛べたよもかー!」
「よくそんなに元気が続くね……私もうヘトヘト。」
と言いながらもかはももより早く飛べるようになっていた。
というより、能力を活用して飛べた。
蝶で籠を作り、その中にもかが乗る。
そして意外と自在に動ける。
ももは普通に霊夢たちと同じ方法で飛んだ。
「これで勝てる!!」
「そうだね。はやくゆうかつれ戻さないと。強引にでも。」
もかは物騒な事を言った。
「ゆうかはトラブルメーカーだからね」
ももは言った。
『誰かー!!』
近くで叫び声が聞こえた。
「早速助けに行こう!」
「向こうから聞こえた。」
二人は声の聞こえた方へ向かった。
「まさかそこで3人も外来人保護できるとは思わなかったね!」
ももは言った。
叫び声が聞こえた所には三人の外来人がいた。全員保護し、紅魔館に連れていった。
「もしかしたら一番厄介なのは外来人探しじゃなくてゆうかかも。」
もかは言った。
「そうだね。あっ、そば食べよ。」
ももは蕎麦屋を見つけて言った。
「賛成!」
もかも賛成したから二人は蕎麦屋に入った。
「いらっしゃいませー!二名様ですねー!」
結構繁盛している店だ。
わいわいがやがやとにぎやかだ。
もか達の席はフードを被った人の後ろだった。
その人の前には同い年ぐらいの男の子が座っていた。
「ゆうは趣味何?」
「趣味かぁ。ん~、いろいろかな。」
「いろいろー?僕は盗み聞きとかだね。」
後ろからはこんな会話が聞こえているから、知り合ったばかりなのだろう。
それにしても変な趣味だ。
「ももー、ゆうかどこだろうね?まさか抜け出すとは思わなかった。┐(´д`)┌」
もかはももに改めて言った。
「そうだね。私は今回はもかに加勢するよ。ゆうかは怖い思いしてないのかな。むしろ楽しんでる?」
「そうそう、ゆうかは危なっかしいから紅魔館に置いてったのに……<(`^´)>」
私たちはゆうかを捕まえる作戦をたてながら蕎麦を食べようと思った。
「わっ!」
「どったの?」
後ろで驚いた声が聞こえた。
何か驚くことが起きたのだろう、フードを被った人の後ろに座っていたもかもびっくりした。
「今度ゆうかを見かけたら強引にでもつれ戻そう。嫌な予感がするんだよね。」
ももが言った。
ももの予感は当たりやすい。
「へえ(^ー^)、わたしはね、ゆうかをみつけたら……」
「ん?み、南!?もももいるじゃねーか!」
聞き覚えのある声に振り向くと、クラスメートの宮古がいた。
「「宮古君!?」」
ももともかは同時に驚いた声を出した。
「お前らも来ていたのか!外来人って以外といるもんなんだな!そこの二人も外来人なんだよ。」
また三人も一度に.........やっぱり意外と簡単なのかもしれない。
10回会えば集まる?
「こんばんは~!たっちゃんでっす!」
男の子が名乗った。
「………」
フードを被った人は黙ったままだ。
たぶん女の子だと思う。フードが猫でかわいい。
「私はもかで、こっちはももです。人を探しているんですが、ゆうかって女の子知りませんか?( ・◇・)?」
もかは宮古達に尋ねた。
「神茂がいないのか?」
宮古はいつもお前ら一緒なのに珍しい。こっちには巻き込まれなかったのか?と言いたげな顔だ。
「うん、この世界にはいるけど、今いろいろあってバラバラになって……」
ももはため息をついた。
「ゆうかならここにぃぐぼっ」
たっちゃんと言う男の子が何かを言おうとしたが、フードを被った人に肘鉄喰らわされて悶えている。
あわててこのタイミングで止めるとは.......うーん、怪しい。ともかは考えた。
「どうしたの?」
とフードを被った人のはたっちゃんに聞いた。
「な、なんでもない」
たっちゃんは未だに青いかおのまま答えた。
「………とりあえず、ゆうかを探してるんだけど……(´・ω・`)」
もかが少し黙った。
もかはフードを被った人が怪しいと思い、鎌をかけて見ることにした。
ゆうかは結構うっかりする。だから自然に接すれば引っ掛かるはず。
「天ぷら蕎麦二人分お持ちしました!」
ちょうどいいタイミングで蕎麦がきた。
そしてゆうかの大好きな天ぷら蕎麦。
仕掛けるか。
もかはニヤリと笑った。
次は早く投稿できる.........はず。




