弾幕を撃とう!
話が次々と出てくる……
気づけば文字数が多くなって……
次があと三話書き置きがあります。
「パーチュリーさーん!弾幕教えてくださーい!」
ヴワル図書館についた私は早速パチュリーを呼んだ。
パチュリーは大魔法使いだったと思う。眠そうな顔して出てきた。
「弾幕?それならアリスか魔理さに教えてもらいなさい。私は教えるのは苦手だから。」
「魔理さか~。もかに見つかったらダメだし……」
「アリス呼んでこようか?」
あかずきんは言った。
だが、何か用事があったら申し訳ないため、呼ぶことはできない。
「そうだ!魔理さ呼べる?」
「ここ以外でやって。」
パチュリーから注意された。
この図書館には本が10000ぐらいあるように見える。ここで暴れたら………うわぁ
「じゃあ中庭に来るようにこっそり呼んできて!」
「わかった。僕がいないときでも気をつけろよ!」
「わかった~!」
あかずきんは呼びに行った。
さて、わたしは何をしよう?
「ゆーかー!!」
「ひぃ!」
昨日の記憶がフラッシュバックした!
最後のスペル、痛かったなぁ。
「弾幕ごっこしよ!」
「ごめん、いまもかと弾幕ごっこ中なんだ。」
もかとやってなくても断ったけどね
「え~!じゃあもかはどこ?近くにはいなさそうだよ?」
「今はちょっと逃げてるの。弾幕撃てるようにならないと負けそうだから。」
「弾幕はね~、きゅーっとしてぼーんなんだよ?」
………?
「ごめんわからない」
「う~ん、感覚で撃ってるからわかんないや!」
感覚か、ジャンプみたいなもの?
「そっか~。今魔理さ呼んでもらってるから弾幕ごっこは魔理さとやれば?」
魔理さに擦り付けよう。
「うん!また今度やろうね!」
「善処します。」
無理です。
「ゆうか、弾幕はな、パワーだぜ!」
「ぱわー?」
「パワーをイメージして撃ち込めばいいんだぜ!」
フランと同類かな…
パワーをイメージしてって、どんなイメージか教えてほしい。
「パワーっていうのはこういうものだ!マスタースパーク!」ビーーーーーー!
なるほど、ビーム?
うん。これだけじゃわからない。
「小さいビームでいいから真似してみるんだぜ!」
「うーん?魔理さまた出して?」
「マスタースパーク!」
真似してみよう。
う~~~~~~~~
はぁ。出ない。
「無理かー。そういえば、ゆうかの能力って本読んだら使えたんだろ?その本に何か書いてないか?」
ああ、そういえばそんな本あった。
この本に書いてあるかな?
«この能力の注意!
この能力の持ち主は、魔導書がないと弾幕が出せなくなります。この本も魔導書ですが、ビームしか出せません。
ビームの出し方!
1この本を相手に向けてください。
2体のエネルギーをこの本に注いでください。
3離す感覚です。
普通に弾幕を撃ちたい場合、別売りの魔導書を買ってください。(一冊2500円)»
「高い!もっと安くしてよ!」
「突っ込むとこそこか!」
「結局感覚が頼りか!」
まあ出し方大体わかったけど!
「まず、この本を相手に向けて?」
「こっち向くなよ。」
「わかってる!あの中庭の入り口の近くにする。」
エネルギーをこの本に注いで、
「お、ビーム出せそうだな。」
「結構簡単?」
放つ?
「ただいまかえったぞー!ご主人さま!危ないことはしていないか?」
「「あ」」
ビーーーー
「へぶっ」
badタイミング!
結構大きなビームが出たなぁ。
もうちょっと出力調整……
ビーーーー!
「あ」
「ぐばっ!」
間違えて力込めちゃった!
「本に帰る。」
「えーわざとじゃないのに?」
「一定のダメージを受けたら帰るんだよ!それが俺たち!今回はご主人さまからのダメージだけどな!」
怒ってる~…
「ああ、白雪姫も宴会誘わなかったこと怒ってたぞ。」
「え、」
「じゃあなー」
「えー」
あかずきんは帰った。
怖いなぁ。
白雪姫が怒ってる?
どうしろと?
「酒渡せば機嫌なおるんじゃないか?」
それだ!ナイス魔理さ!
「とりあえずもかの所に帰ろ……痛い!なんか結構痛い!そうだった……痛みはフィードバックされてるんだった…」
戻ってきたよもかの前!の後ろの壁の裏。
ヤバイ。
白雪姫が怖い。
帰れない。
もかも白雪姫に反撃をし始めている。
攻撃が当たるたび、当たった場所が打ち付けたように痛い!あ、もしかして、『痛みは減ってご主人さまに届く』って言ってたけど、今怒ってるから減らさずそのまま痛みを届けてるな!
あれ?今よけれるはずの弾に自分からあたりにいった?もしかして?
宴会に呼ぶの忘れただけなのに!?
「ご主人さま………酒の恨みは強いですよ?」
「酒の恨みってそれだけでここまでする!?」
「あ!ゆうかやっと見つけた!なんて恐ろしい奴を置いていくの!覚悟しておいてよね!(`□´)」
「私はそろそろ帰ります。では。」
白雪姫は帰った。
「うわ~。どうしよ。」
わたしは新しい策を考えることにした。
「あ、そういえば痛みってゆうかに伝わるようになってたっけ?」
ももが気づいたようだ。
イケメンがそれの言葉に反応する。
「それってやばかったんじゃ…かなり攻撃当たってなかった?」
「うん。酒の恨みって怖いね。でも、ゆうかが戻ってきたってことはなにか策ができたとかあったんじゃないかな?」
と、ももは言う。
だが、キャラクターが帰ってしまったため、ビームを撃てるかわからない。撃つ前にもかの弾幕に当たってしまうだろう。
(一か八かで撃ってみる?あ、でも…)
思い付いた。
図書館に行って他のキャラクター出せばいいじゃん!
でも、弾幕を引き付けてくれるキャラクターがいないし、ビームで隙を作らないと……
ひゅ~…どーん!
花火みたいな弾幕が落ちてきた。
「うわ!あっぶな~。」
「降参は認めないよ!(^ー゜)ノ」
「する気はないよ!」
どうせしてもしなくても地獄だし。
「すごい。南さんの弾幕綺麗だな…」
イケメンは感動しているようだ。
「ゆうか……逃げてばかりじゃどうしようもないけど…」
ももはゆうかがどうやって勝つのかわからないようだ。
「魔理さ~!弾幕ごっこしよ!」
「え、じゃあこの本読んで待っててくれ。」
「『ジャックと豆の木』?」
「 そ れ だ !!」
「フラン!その本貸して!」
「いいよ?」
『我の前に生えよ!豆の木!』
「え?うわっと!(((((゜゜;)」
もかの足下に豆の木が生えてくる。
もかはそこから逃げようとするが、豆の木は逃がさない。
「相手に向けて、 ビーーム!」
ビーーーー!
ちょっと弱く撃てた。
「きゅ~…(><)」
「勝った!」
「と思うな~!ι(`ロ´)ノ」
「うっ!」
またか……
フランの次はもかに油断した……
意識がくらくなった……
「あ、加減忘れてた。^^;」
もかはついやってしまったというような顔をしている。
「ゆうかは今日倒れるの二回目だな。」
ももは魔理さの言葉にそういえばそうだな、と思った。
「神茂さん大丈夫なのか?南さんも今のを受けて大丈夫……そうにみえる。結構痛そうだけど…以外と大丈夫なものなのか?」
八橋は二人を心配しながら自分も戦えるようになりたいと思い始めたようだ。
「ゆうかのビームは一応手加減されてたからまあ動けなくなるかどうかぐらいで、もかの最後のは……本気で鳩尾に入ってたな。明日には起きるだろうけど。」
ももは八橋の質問に答えた。
「………弟子入りしたいんだがおすすめの人物はいるか?」
八橋は弟子入りすることに決めたようだ。
「弟子入り!?」
ももはすごく驚いた。
「……能力によるかな……。弾幕なら霊夢とか?( ・◇・)?お金をあげればすぐ教えてくれそう。」
もかは魔理さにいい人がいないか聞いてみた。
「刀だと妖夢、弓だと永林だな。河童のところで機械をもらうとかも有りか?魔法ならアリスだな。」
「どんな戦闘スタイルかわからないと無理か…。考えてみるよ!」
八橋は、戦えるようになる、と新たに決意した。
次は明日か明後日に出します。
絶好調です!
サブタイトルは「もかは戦う」とか?
この弾幕ごっこのもか視点です。




