もかvsゆうか
早く書けた!
実は次の話も書き終わってたり。
まだ出しません。
もかとももの名字がわかります。
正直適当ですがww
ゆうかが倒れた後から始まります。
「きゅう」
ゆうかは気絶した。
「ゆうかー!?」
「神茂さん!?」
いきなりで魔理さも八橋も驚いている。
「神茂さんに何をした!」
「いや、私じゃなくてお前だろ。」
「何をいってるんだ?」
八橋は全くわからないという顔をしている。
「ゆうかは人見知りなんじゃないか?」
「なんで知ってるんだ!」
「いや、今の見てたら誰でも気づくだろ。」
「え?………?」
考えてもわからないようだ。
「あとどうして名前を知っているんだ!」
「知り合いだからに決まってんだろ。」
「そんなわけないだろ。」
「なんで即否定なんだよ。本当に知り合いだっての。」
「信じるか!」
八橋はゆうかをお姫様だっこして逃げた。
かすかにゆうかが震えている。
なにか感じたのだろう。
「あ!おい待て!」
魔理さはやれやれ、という顔で追いかける。
「ここは……赤い館?」
紅魔館である。
「Zzzz……」
「門番?寝てるなぁ。あの…」
八橋は美鈴に近づいた。
「ほあちゃーー!!」
「!?」
「!侵入者?」
美鈴は起きた。
「またか?」
八橋はまた危険な人物かと身を固くした。
「あれ?ゆうかさん?え?」
美鈴は気を失っているゆうかをみて混乱した。
「知り合いですか?」
ちょっと警戒を解いた。
「おーい」
魔理さが追い付いた。
「来た!」
八橋は逃げようとした。
「美鈴!ちょっとそいつ捕まえといてくれ!」
「え?はい。」
「!」
八橋は簡単に捕まった。
「はなっ」
「落ち着け」バコッ
魔理さは八橋を叩いてゆうかを奪った。
「ーー!!」
「なんですかコレ」
美鈴は八橋を指差して聞いた。
「ゆうかの知り合いらしい。ゆうかは人見知りで気絶した。詳しいことはゆうかに聞け」
魔理さは疲れたような顔をしてゆうかを床に下ろして
「ゆうかおきろ~。」バコッ
ゆうかを叩いた。
「っ!あれ?紅魔館?」
ゆうかは目を覚ました。
「大丈夫か?」
魔理さがいる。
でも、どうして記憶が無いんだろ。
「うん。さっき何があったっけ?」
「覚えてないのか……」
ん?
視界の隅になんか頭を押さえたなんかがいる。
嫌な予感がする。
見てはいけない気がする。
……………
見た方がいいの?
魔理さに目で聞いてみる。
かたをすくめられた。
えー
やだなぁ。
しょうがないかぁ。
そーっと……
「………」
八橋がいる。
そんなわけないよね。
……八橋がいる。
「ああ、そういえばあんなことが……」
ぞわぁ
嫌なことを思い出した。
イケメンはどうして女子に抱きつくなんてことができるんだろう?
ああ、まだ暖かさが残ってる。
残り香もある。
落ち着くなぁ。
落ち着くな!
「魔理さ~……」
「いやーまさか抱きつくなんて思わなかったZE☆」
「………」
「説明を求む!」
美鈴はよくわからないという顔をしている。
「いった~!って、え?どういうこと?」
イケメンが目を覚ました。
「紅魔館で話そうぜ。」
イケメンは動かない。
仕方ないから私から言うか。
紅魔館には霊夢も、ももも、もかもいるし。
「行こう…」
「でもこの人たちを信用していいのか……危険じゃないか?」
「ここは…そんな人たちしかいないから大丈夫。…襲ってくる妖怪はあまり来ない…安全な…場所だから…むしろ行った方がいい。」
「なんかゆうかさんがおとなしい。あと話しにくそう。」
うっ
う~~……
「美鈴は黙っとけ。後で説明してやる。」
「そうなのか?…じゃあ信じるよ。」
ふぅ…
「じゃあ、先行ってる!」
にーげるんだよぉぉ!
「逃げたな。」
魔理さは逃げ足の速さがどちらが早いか考えている。
「?」
八橋は何から逃げたのかわからない。
「わからないんですか?あな「美鈴」え?」
美鈴は教えようとしたが魔理さに止められる。
どうすればいいのかわからない空気が漂っていた。
帰ってきて早速、
「ゆうか!どこ行ってたの!?(*`Д´)ノ!!!」
もかに鬼が……
「何があったか説明して!なんでボロボロなの?」
ももは心配してくれているけれど、根掘り葉掘り聞かれそうだ。
「「朝起きてから今までのこと一から説明して!(`□´)」」
「はい!」
ひぃー!
「へー、なるほど、寝ているふりねぇ…会議が面倒だからかぁ……(^ー^)」
「紅魔館の外に抜け出して迷子に……ふーん…(^ー^)」
「え!圭くんがいたの!?Σ(゜Д゜)連れてきた?そっか。でも……妖怪を避けるために押し倒されて、魔理さに助けを求めたらさらにつよく手を握られ、さらに抱き締められ………私たちが新たな決意している間にいろんなことがあったんだねぇ?(^ー^)」
「それで最後は逃げてきた、と(^ー^)」
「間違いはない?(^ー^)」
「ありません!!」
「そっか~…ふふふ(^ー^)」
怖い!黒い!オーラが出てる!笑ったかおがさらに怖い!
逃げたい!
逃げよう!
「にげる!」
空を飛べば!
「蝶符 浮力退化」
もかのスペカに落とされる!
「うきゃっ!」
落ちた反動で骨打った~!
八橋が来た!
やばい……っ!
あぶな!
もかが本当に怒ってる!
「もか、弾幕使えるようになったんだ。」
「うん。練習したからね!ゆうかも覚悟するといいよ!(^_^)v」
超怖いです。
こうなったら私も弾幕出せるようにならないと……っ!また危ない!
「あ、神茂さんいた!あれ?南さんと海鳥さんもいる!」
「圭くん…離れた方がいい。絶対。こっち来て。」
ももはもかとゆうかを見て言った。
南はもか、海鳥はももの名字だ。
「え?!?何コレ!?え?南さんは何を出してるの!?」
「こっちの世界に来たら使えるようになったものだよ。弾幕っていうんだけど、ゆうかやばいかも。もか怒ってるなぁ。飛べなくなってるし。」
「もしかして僕も出せるの?」
「練習すればね。」
「………。」
「これが基本的なこの世界での戦いかただからよく見ておいた方がいいよ。」
「神茂さん大丈夫なのか?」
「ゆうかも能力あるし、弾幕ごっこは殺しあいじゃないから大丈夫。流れ弾に気を付けてね。」
「………」
イケメンがこっち見てる気がする!
気のせい気のせい気のせい!!
それより!
わたしって魔法型かな?
魔法の本みたらキャラクター出せたし。
いくら弾幕出そうとしても出せないし。
「ゆうか!いくよ!」
「範囲はどこでもあり、スペカの制限なし、助っ人なしだよね!」
「うん。まあ、もう始まってるけどね!(* ̄∇ ̄*)」
!?
「足下に弾幕とか地雷か!」
「うん!それをイメージしたから!」
もう少しで踏んじゃう!
「これはやばいんじゃ……」
八橋は心配そうな顔をしている。
「ここで負けるゆうかじゃないよ。」
ももはちょっと自慢気に微笑んだ。
ボンッ
「ご主人さま~!危ないなぁ。ギリギリセーフで呼ばれると焦るからやめてほしいんだけど。」
あかずきんが文句を言ってくる。
今はあかずきんにお姫様だっこされて飛んでいる。
「ごめん。もかの迫力に押されてて遅くなった。」
「気持ちはわかるけどさぁ。でもイケメンに能力見せるのを躊躇ったからでもあるだろ?」
「う、そうなんだけど…」
「で?図書館に行って欲しいの?」
「うん。」
「じゃあ観客に宣言してから行くか。」
「うん。」
「私たちは図書館にいどうしまーす!!」
あかずきんは下の人に聞こえるように伝えた。
『われのまえにいでよ!』
白雪姫を出しといた。
「時間をできる限り稼げばよろしいですね?」
「うん!じゃあ気をつけてねー!」
これで弾幕に対抗する策を考えられる!
「いきなりあかずきんみたいな子が出てとんだ!?何がどうなって.....」
混乱しているようだ。
「あれがゆうかの能力だ。『実在していない物語のキャラクターを出せる程度の能力』、もかは『状態異常を司る蝶を操れる程度の能力』なんだ。私は多分まだない」
ももは落ち込んでいる。
「へぇ.....今あかずきんのかごの中に包丁入ってなかった?」
イケメンよ、それは気のせいではない。
「今白雪姫のリンゴが砕けて果汁が跳んだときこのやかたの床が溶けたわ......」
と、咲夜は言った。
弁償しなければならない。
「ちょっ!危ない!ゆうか~!何てやつを足止めに使ってるんだ!Σ(T▽T;)」
もかが必死に避けている。
反撃にはまだ時間がかかりそうだ。
「ふふふ、私もこの前の宴会によんでもらえなかったストレスが溜まっているのです。怪我させてもしょうがないですよね。ご主人さま♪」
白雪姫の恐ろしい攻撃は容赦なく放たれ続けた。
………どうしてこんな性格になったんだ……
書いていたら残念な勘違い王子に感じてきた……
なるべくかっこよく書こうとしたらこうなった。
あ、八橋 圭のことです。
次で決着つきます。
どちらが勝つでしょーか!




