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次の目的決定/ゆうかの災難

コメディーですね。

シリアスとか作れない……

ゆうかの名字作りました。

新キャラ登場です。

.........?

「知らない天井だ。」

「あ、起きた?」

紅魔館に居たんだっけ?

フランに勝ったら倒れてた?

いや、勝ってなかったから倒れた?

混乱する~

ねむ.....



「ゆうか!!」

「Zzz」

「起きろ!!」

「Zzz」

「ゆーかー!!」

「Zzzz」

「ダメだ。ゆうかは放っておこう。」

「いいの?」

「いいんじゃないか?」

「そう。じゃあゆうかぬきで話し合いしましょうか。」

ガチャ

「いなくなったかぁ。」

寝たふりであった。

ももと咲夜騙されてやんの~♪

今は何も考えたくないからねぇ。

後でももかもかに聞けばいいし。

お腹も空いてないし。

おやすみ~




「で、異変の原因を探してほしいと。」

「そうよ。」

ここは紅魔館の大広間で、もも、もか、霊夢、レミリア、咲夜そして(ゆかり)がいる。

紫は、ここ幻想郷の管理人であり、賢者と呼ばれている。霊夢とともに博霊大結界を管理している。

ババアと言ってはいけない。

スキマと呼ばれる空間を操り、色々なところから出てきたり現世から人をスキマに落として連れてきたりする。

つまり、


三人を幻想郷に連れてきた犯人である!!



見た目はお姉さん、中身はババア、その名も(ゆかり)!!


というフレーズがもものもかの頭に流れ込んでくる。

そんな紫は大広間で霊夢に異変の原因をどうにかしろと言っていた。

「不都合なんて特に無くない?」

「あるわよ、しかも幻想郷の存続の危機が。」

霊夢は頭に?を浮かべている。

「どのような事ですか?」

もももわからないようだ。

「今回の異変は、外来人のせいなのよ。」

「ああ、なるほど。紫のせいなのね。」

外来人は、紫が外の世界から連れてきた人間のため、もとをたどれば紫のせいである。

「………。ふぁんたじーという世界の外来人連れてきたら暴れられてスキマの調子が悪くなってそれでスキマを壊せば帰れると勘違いした外来人がさらに暴れて壊したのよ。だから」

「紫のせいね。」

「外来人のせいよ。」

「そういうことにしておけ。話を進めよう。」

レミリアがうんざりした顔で言っている。

「とりあえず外来人探せばいいのよね。」

「ええ。そしたら後はどうにかするから。ただ、他にもたくさんの外来人が入ってきてるのよ。」

「は?」

「スキマが壊れてたくさんのあなたたちの世界の人が巻き込まれたのよ。」

紫はももともかの方を指差した。

「え!?な、何人……」

ももは恐る恐る聞いた。

「ざっと30人ぐらいかしら。」

紫はさらっと答えた。

「ええ……」

もかはそんなたくさんの外来人の人探しに途方に暮れた。

「だからあなたたちも協力してくださるといいのだけど。」

紫はももともかを見て言った。

「「もちろん!」」

それにもかとももはそう答えた。

これから、外来人探しの旅になるようだ。

この世界は妖怪がたくさんいて、命の危険もたくさんある。

けれど、他の人を見捨てることはもかとももには出来ないので、早く迎えに行くことしか考えていなかった。

ももともかは気合いを入れた。



「ゆうかはどうしよう」

「わ、忘れてた……」




一方ゆうかは……



眠れなかった。

散歩にでも行こうかな。


門に来てみた。

「おはようございます!」

「おはようございます」

美鈴が珍しく起きていた。

「今って会議中じゃなかったですか?」

「面倒だったから寝たふりしちゃった。私がここに来たのは内緒でお願いします。」

「いいですよ~。その代わり今度私が寝ていたら咲夜さんに内緒にしておいてください。」

「ok。寝ないのが一番安全だけどね。」

「あはは…。ところでどうしてここに?」

「ただの散歩だよ。外にもいってみたいんだけどいい?」

「妖怪やイタズラ妖精がたくさんいますよ?危ないですよ?」

「だいじょーぶ!能力があるから!」

カバン持ってきてよかった。

「気を付けてくださいね。」

「はーい!」




森っていいなぁ。

自然っていいなぁ。

空気が澄んでて涼しい……

でも、少し暗くて怖い。

はぁ……

……

………

……、迷った。

こういう雰囲気ってさ、

『きゃーだれかたすけてー』

とかいうイベントがありそう。

ほんとにおきそ「きゃー!だれかたすけて!」まじか!

「グルルルル…」

「大丈夫!君に手を出させはしないから!僕がどうにかして守るから……っつう!」

うわぁ

イベントだぁ。

ここはゲームの世界じゃないよね?

現実でこんなことになるなんて思ってなかった。

方角どこかな?

「来るなバケモノ!」

あっちか。

でもこーゆーの男子の見せ場だし見守っとくかぁ。

でもこの声聞き覚えあるような?

気のせいだといいなぁ。

「グルル……グル?」

「ん?」

なんか妖怪がこっち見た。

目があった。

うわあ、妖怪の目って濁ってる~!

「グガァァ!!」

「うわぁ!?」

こっち来た~!?

「神茂さん!?危ない!」

あ、神茂はわたしの名字だよ。

<かなも>って読むよ。

それはともかく、知り合いだったよ男の方!

そして間一髪で男の度胸見せて助けてくれたよ!

でも押し倒されてる体制でなんとも言えない!

ちなみにその男の名は八橋(やつはし) (けい)

なんとイケメンである。

まあ、わたしは興味ないけどね!

イケメンとフツメンの見分けがわからんのです。

「あ!ごめん!」

気づいてくれたようだ。

性格は王子で超モテる。

現実でそんな人を見るなんて奇跡だ!と思ってた。小説ではよく出るけどね。でもちゃんと人間だから弱点も「グルルゥ」現実逃避してる場合じゃないか。

女の方はもう逃げたようだ。

ここにはイケメンとわたししかいない。

……たすけてー!

わたしはコミュ障なんだー!

イケメン怖い。

妖怪より怖い。

「大丈夫?立てる?」

手を出してきた。

やめてほしい。

話しかけないでほしい。

いや、優しさから言ってくれてるのはわかる。でもさ?怖いんだ!

「……うん」

かろうじて答えた。

自分で立とう。

なんで幻想郷の人には普通でこの人はダメなのかって?

幻想郷の人は皆気楽だしすぐ慣れたんだよね。初めて会ったときも混乱してるときとかだし。それに異世界っていう気楽さもあったし。

それがわたしの世界の人にはないんだよー!

「走れる?走れないなら僕がはこんであげるよ?」

それはお姫様だっこですか?

絶対にやめてください。

あと顔のぞきこまないでください。

はなれろー!

「……走れます。」

「そっか。でも無理しないでね?」

「大丈夫です」

今わたし震えてるに違いない。

「グガァァ!!」

ほっといたら怒ったようだ。

どうにかしないと!

えーっと、


…この人がいたら能力使いにくい!

にげよう、どこに、ここどこ、ええっと~…

「たぶんこっち!」

「え?」

あ、ついイケメンの手をひっぱっちゃった!

いやぁぁぁ!!

しょうがないぃぃぃぃ!!

でもこっちな気がするのぉぉぉ!!

怖いけど我慢しなきゃイケメンがさらにイケメン見せてきそう!

嫌だ…


あ!

「小屋だ!」

「でも人が住んでるようには見えないよ?」

「グルルルルルルル」

おお、すごい根性で追いかけてきた妖怪。

あ、小屋の屋根に看板が……

«霧雨魔法店»

「!?まじか…」

「どうしたの?」

うわぁイケメンこっちくんな!

「すぅぅーー……まりさーーー!!!!!」

「うるさい!寝てんだよこっちは!ってあれ?ゆうか?ん?妖怪か?」

わたしは無言で助けを求める。

「知り合い?ならあなたも逃げた方がいい「マスタースパーク」「ぐぉぉ…」え!?」

さすがまりさ!

イケメンが驚いてる今のうちに逃げ……

「まって神茂さん。この人は危ない人かも知れない。」

はぁ?

ああ、イケメンはまりさ知らないのか。

「どういうことだ?」

「………」

「……(どうしよう)」

沈黙が続く。

まりさ~助けて~…

イケメンが手を離してくれない…

「とりあえず手を話した方がいいんじゃないか?」

「え?」

ナイスまりさ!

わたしのことをよくわかってくれてる!

「だめだ。そんなことを言う人は信用できない。離したら何かをするかもしれない。」

イケメンはそういって私の手をさらに強く握った。

いやーーーーーー!

それ以上は無理ー!!

このままだと頭がショートする。

「………」

まりさは何か考えている。

まりさは頷いた。

何か考えがあるようだ。

そしてイケメンは身を固くした。

やめろっての!

「じゃあ……力ずくで奪うぜ!」

「………(はあ!?まりさなにいってんの!?)」

「(大丈夫だって、任せろ!)」

アイコンタクトとってみた。

まりさを信じよう。

「そんなことはさせない!」

はなさないぞーっというように抱き締められ……

「きゅう」

ショートした。


アリスとまりさどっちにしようか迷いました。

ももともかはどうしよう?

お楽しみにー!

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