プロローグ2
早く出せました。
出発前からです。
もかとももがキャンプに行こうと話し合った一週間後。
3人はももの家の前に集まっていた。
「二人ともひどい!私に話したの一昨日だよ!?でも一週間前から計画してたなんて、どうせ行けるから話さなくてもいいやって思ってるの!?どうせ行けたけどさ!」
ゆうかは怒っている。
そりゃそうだ。
ゆうかが言った通り、話したのは3日前だから、聞いたときは相当びっくりして、床に落ちていた小さなボールを踏んでたんこぶができた。
~回想~
プルルルル、プルルルル
「電話?」
プルルルル、プルルルル
「お母さんでないの?」
プルルルル、プルルルル
「誰からだろう?」
プルルルル、プルルルル
「けっこう長いな」
プルルルル、プルルルル
「そろそろでよう」
プルル、ガチャッ
「もしも『遅い!!!(`□´)』耳が痛い!」
もかからだった。
『遅いよ!3分も待ったよ!(`´)』
「そんなに待ってて留守だと思わなかったの?」
『あ、その可能性もあったね(゜д゜)』
「で、何?」
早くかき氷の続きが食べたいから手短に頼みたい。
『キャンプに明後日行こう!持ち物はなるべく少なく!お金は20000円くらい。ゆうかはレジャーシートを持ってきて!何か質問ある?( ・∇・)』
「大有りだよ!いきなり!?そんなこと言われても準備はってわぁぁぁ!!」
ばったーん
『oh……』
かき氷も溶けました。
回想終了
「一昨日は散々だったよ……」
「「ドンマイ」」
「親もダメって言ってたんだよ?そこをどうにかして説得したから来れたけど、もう疲れたよ……荷物も重いし」
ゆうかは疲れた顔をしている。背負っている荷物もパンパンだ。
「何が入ってるんだ?」
「えっとね、ポテチとえびせんとチョコとキャンディとクッキーとげそとキャラメルとラムネと水羊羮!」
お菓子ばかりだった。
「荷物は少なくって言ったはずだよね?(-_-)あと水羊羹はダメでしょ」
もかはあきれている。
「あはは、つい」
「まあ、ゆうかの荷物が重いのは自業自得だから置いといて、まず7時の電車に乗るんだよな。まだ時間はあるからゆっくり行くか」
しかし、そう言うももの鞄もパンパンに膨らんでいる。
もかが気になって聞いてみたら、
「この鞄の中には...服と、ペンと、メモ帳と、私の漫画全部!」
「「置いていきなさい!!」」
「う~」
ももはしぶしぶ家に戻った。
「お兄!絶対読むなよ!」という声が聞こえたあと、ももが戻ってきた。
3人はそれぞれこれからの事を考えてわくわくしている
「やっと出発だ~!」
「水羊羹大丈夫かな?(・_・;」
「漫画持っていきたかった....」
「ねえ!最初の一歩、3人で一緒に踏み出そう!( ・∇・)」
2人はもかの提案に乗った。
「いいね、じゃあいっせーのーで行こうか」
「「「いっせーのー」」」
とたん、道に穴が開いた。
「「「………え」」」
「わぁぁぁぁぁぁ!?」
「きゃぁぁ!?」
「何事!?っうっ舌噛んだ」
3人は穴に落ちていった。
次も早く投稿します。




