フランと遊ぼう。
ももの中編ですね。
長い時間だった......
夏休み!のうちに
2話は更新したいなぁ。
夜です。
ただいま移動中。
さっきまで咲夜さんからこの館の話を聞いてた。
必要になったら説明しよう。
今向かっているところはヴワル図書館っていうところの地下だ。
どうやら地下にフランちゃんが居るようだ。
今から遊び相手になりに行く。
どんな遊びをしよう?
あっちむいてほいとかマッチとか?
かくれんぼもできるかな。
そう考えていると図書館に着いていた。
本が大量だ~!
多すぎる!
100…?いや、1000?やっぱり10000かな。
とにかく多い。
「こっちよ。本は生きて帰ったら読ませてあげるから」
咲夜さんに言われた。
生きて帰ったら?
おお、地下はくらいな......
お化けでそう。怖くないけど。
もかだったら悲鳴だしそう。
いまだしてたりして、ぷっくくくっ(笑)
(今はもかは鬼ごっこで疲れて寝ている)
「ここが妹様の部屋よ。.......死なないといいわね」
ええ.....死ぬことはないと思うんだけど....
.........実は、楽しく遊ぶためにフランちゃんの事を詳しく聞いてみたんだけど、なんと、
遊び=殺しあい
と思っているらしいのだ!
うわー
そして、私は今、そんな子に会おうとしている。
なぜ逃げないのか、と思うでしょ?
私には考えがあるからだ!
取り敢えず部屋に入ろう。
「失礼しまーす。あ、いや、お邪魔しまーす?」
「........」
わ、わざとなんだからね!
けっして、間違えた訳じゃないんだからね!
え?間違えてない?
あ、あはは・・・眠いなー。
夜8時だもんねー。
吸血鬼だから夜なんだよね。
.......そ、それはともかく!
「君がフランドールちゃん?」
「うん。あなたは誰?」
「私はもも。君の事は何て呼べばいい?」
「フランでいい。遊んでくれるの?」
「うん。でも今日は安全な遊びをしようか。おもしろい遊びを知ってるんだ。」
私の作戦
1 まずは殺しあい以外の簡単な遊びを提案する。手を動かすだけっていうような事を。
2 次に体も動かした殺しあい以外の遊びも提案する。ケンケンパみたいな。
3 そしてずっと遊んで殺しあいのことを忘れさせる!
OK!
これでだいじょうぶなはず!
さあ、乗ってくれるか?
「うーん、いいよ。面白かったらいい。でも、面白くなかったらフランのいつもの遊びをするから一緒に遊ぼう」
よし!
「じゃあねー、まず7ならべしよう」
トランプはわざわざ咲夜さんと作ったものだ。これで満足してくれたらいいんだけど。
「次は?」
ダメか。
他のルールのトランプもしてみるか。
「じゃあ、神経衰弱しよう」
「次は?」
あとは、
「豚の丸焼き」
「次は?」
もう思い付かない。トランプやめよう。
「トランプはやめて手で遊ぼうか。じゃあ、ジャンケンしよう」
「 次は?」
「ジャンケンには続きがあって、あっちむいてほいとかあるんだよ」
「次は?」
「数字っていうジャンケンもあるんだよ」
「次は?」
むむぅ。じゃんけんもダメとは。なかなかやるな……
「うーん、.......ちょっとからだ動かそうか。ボールある?」
「うん。着いてきて」
ふう、疲れた。
満足してもらえてないなぁ、このままだとつまんなくて殺しあい.....
うう、怖い!
とりあえずサッカーしてみよう。
10分後
「他ないの?」
うう、あとは……あ!
あれがあった!
私の得意なやつ!
もかも得意だった……
ゆうかは下手だけど(笑)
「ドッヂボールしよう!」
「これが最後のチャンスね」
「うっ!……まあ、もうネタギレだけど」
ルールを教えた。
「早く始めよ!」
テンションが高くなった。
まあ、人にボールぶつける遊びだからね……
「本気出すぞー!」
「かかってこい!」
私はボールを構えた。
フランは受ける体勢になった。
いざ!勝負!
「うぉぉぉー!!!」
ビュン
「あれ?」
思ったより遠くに飛んだ?
フランがそのボールを追いかける。
15分後
「遠くに飛ばしすぎー!!」
「ごめんごめん、でもどうしてだろ?いつもこんなに遠くに飛ばないのに」
「ふぁ~…眠くなってきた。でも、こんなに遠くに飛ばせられるなら、殺しあいも強いよね!明日やろ!」
そ、そんな……
「オーマイガー…」
「?」
と、いうことがあったんだよ」
忘れていたかもしれないが、今はもかに説明中だ。
「ももよく生きてこれたね……」
「あはは……」
本当に大変だった……
そのあとはこんなことになった。
次の日。
「殺しあいやろ!」
「だが断る!」
会ってさっそく殺しあい。
私には無理だね。
てゆーか、今朝だよね?
吸血鬼は朝は寝るんじゃないの?
まあいっか。
現世の知識は関係ないのかもしれないし。
「殺し合いやりたい~!」
「やだ」
「こーろーしーあーいー」
「ぜったいにやだ!」
「なんで?」
「死ぬ」
「当たり前でしょ?だってころしあいなんだもん」
「死にたくないからいや」
ということをしばらく繰り返した。
「むー…じゃあ、弾幕ごっこやろ!」
「弾幕ごっこ?」
「死なない戦いだよ」
死なないならいいか。
「それならいいよ」
5分後、私は後悔する。
「すごいすごい!よく避けるねもも!」
「もう無理だ~!なんなんだよその弾は!」
「これが弾幕だよ」
「私にはそんなの出せないよ!」
「どうにかして反撃するの!」
そんな無茶な!
うー
そんなの出せないよ、私は人間なんだし。
てゆうか、この遊び………弾幕ごっこだっけ?
弾幕ごっこも死ぬんじゃない?
ヘルプミー!
次でもも終わらせたい。
いきなりですが問題!
ももの能力はなんでしょう。
次こそははやくだしたい!




