【ゆうかの夢part1】と新しい服
前回ゆうかは寝ました。
その時の夢です。
なんだか書きたくなったので入れてみました。
う~ん…
むにゃむにゃ…
!?
「かまぼこ!?」
『『『「「うわ!?」」』』』
うわ!?ビックリした~!
寝起きに大声を側で出されると耳が痛い………
皆(え?なんでかまぼこ?)
って言いたげな顔をしている。
なぜかまぼこなのか、それは今から説明しよう。
「おい!おまえは泥棒だな!牢屋へ来い!」
と、警察Aは言った。
そこで夢の中の私は、
「これは私の残像だ。しょせんはただの警察A、雑魚に過ぎぬ。」
と、言った。
それを空から見ていた私は
(うぉぉーい何いってるんだ自分!)
と、思った。心の中で叫んだ。
「残像?だったらさわれないはずだよな」
「キャー変態だー逃げろー(棒読み)」
「え!?ってああ!君!待ちなさい!」
(ええー!!逃げるの!?しかも変態って!かわいそうだよ!)
「待てよ!警察の姿して無理矢理女の子の体触ろうとするなんて最低だな!警察の面汚しだ!」
「な!違う!あの子は本当に泥棒なんだ!離さないか!職務妨害になるぞ!」
「そんなこと言ったって信じられるか!変態はこの世から消し去ってやる!」
警察Aと正義感強い男性Aが戦っている。
(うわーこれはヤバイ、頑張れ!正義感強い男性A!あ、自分の方も追いかけなきゃ)
近くの曲がり角を見ると、
「あなた!浮気してたのね!離婚しましょう!」
「違うんだ智子!俺はこいつを知らない!」
(うわぁ修羅場だぁ)
だが、問題は
「ダーリン!わたしのこと忘れちゃったの?あ!そっか、内緒にするつもりだったの?ごめんなさい!」
(えぇーなにそれーなにいってんのわたしー)
もう呆然と見ているしかなかった。
「俺は知らない!なんなんだお前は!くっついてくんな!離れないと警察呼ぶぞ!」
「知らない?あなたの恋人でしょ!?知らないなんて嘘言わないでよ!」
「そうですよ!知らないなんて酷いじゃないですか!」
「本当だ!俺は本当に智子しか愛していない!信じてくれ!」
「…本当に?そこの女の言っているのは全て嘘なの?」
「ああ。俺が浮気なんてすると思っているのか?そんなに軽い男に見えるのか?」
「見えるよ」
(黙ってろ自分!)
「見えないわ。ごめんなさい、わたしどうかしてたみたい。あなたが浮気なんてありえないわよね」
「そうだ智子、愛してる!」
「わたしも愛してるわ!あなた!」
(よかったねー!本当によかった!)
あれ?そういえばわたしはどこに行った?
そう思った瞬間…
意識が途切れた。
次に気が付けは牢屋にいた。
え?なんで?
もしかして……
「罪人ゆうか!来い!」
!?
やっぱりああもうなにしやがったさっきまでのゆうかー!
うう、もう人生終わりだぁー
「さっさと来んか!」
「はい…」
ダン、ダン!
「罪人ゆうか!罪状は…猫に魚屋を襲撃させた罪、少年少女の夢を壊した罪、鶴をペンキで真っ黒にした罪、無罪の者を通報し、有罪の者を逃がした罪、夫婦を離婚においやった数23件の罪!よって、判決は………………
かまぼこの刑!!!!」
へ?
「かまぼこ!?」
『『『「「うわ!?」」』』』
と、いうことなのである。
さすが夢。めちゃくちゃだ~。
そういえば、なんか声増えてない?
あれ?この部屋私抜きで5人居る。
多くとも3人のはず…
あっ!
「さすが幽霊屋敷!幽霊居るんだよね!」
うー!幽霊が存在するなんて……さすが幻想郷!
「あ、ああ。確かに三体幽霊居るが…朝ごはんできたぞ?」
「早く起きて着替えて」
『食べる場所』
『ここ出て右左左右に進む』
『待ってるから早く来てね』
幽霊さんが教えてくれた!
「うん。わかった!」
「ああ、服はちょっとボロボロになってたから新しい服買っておいてあげたからそれに着替えてね」
「枕元にあるぜ!」
『私たちが』
『選んだの』
『似合うと思う』
「え!いいの!?選んでくれてありがと!」
『もかの友達は』
『私たちの友達だよ』
『それに、この前2000円拾ったけど使い道無かったから』
「よかったな」
「じゃあ私たちは先にいってるわね」
もかさすが!コミュ力高いね!
幽霊とも友達だなんて……あれ?もか、幽霊克服したのかな?
会えたら聞こう。
とりあえず、着替えよう!
枕元の袋には新しい服が入っている。
どんなのだろう♪楽しみだな♪
服を広げてみたら………
「な、なぜに袴………しかもピンク」
袴だった!
色は白のベースで桜模様にふちが桜色。桜な感じだな。
髪飾りは桜のかんざしだ!かわいいな。やっぱり和装っていいなぁ。
あれ?もう一着入ってる。
なんだろな♪かわいいかな?
……………………おおぅ
中にはバナナの着ぐるみが!
「着ぐるみ……バナナ……はぁ」
期待を裏切られた。
ああ、つまりこれきて朝ごはんに来いってことなんだね!
うん、朝ごはんの間だけこれ着て食べ終わったら袴着ればいいか。
あれれ?
もう一着入ってる?
三人とも選んだんだね。
えーっと………
あ、かわいいワンピースだ。
この世界風のかわいいワンピースほしかったからすごい嬉しいな♪
ワンピースは薄い水色で腰の所に大きな白リボンが付いている。白フリルも付いていて形はフワッとしている。
うさぎな感じだな。ぽけっとしている自分にぴったりかも。
まあ、ロリータだね。
ロリータ…………最高!!
ゴスロリもいいけどロリータやばかわいい!
ああ、とうとうこういう服が着れるなんて………
もももロリータ似合いそうだな♪
着替え終わったから朝ごはん食べよう。
えっと、右行って…次を左………次
…あれ?右だっけ左だっけ?うーん、左行ってみよう。で、右。だったよね。うぅ、バナナ動きにくい……いたあ!頭から転んだ……
「いらっしゃーい♪」
ああ、よかった~
あってた~
迷うかと思った~
「ぶっ!ちょ、お前…なんでバナナ?」
「ぷ、くく……ま、まさか本当にバナナを着るなんて……」
「このかけは私の勝ちね♪」
賭け?え?賭けてたの?
勝者はゆゆさまなんだ。
アリスと魔理さが負けたのはわたしのせいじゃないよ。きっとちがうよ。
「と、とりあえず早く食べようぜ!」
「そうね。負けたのは悔しいけど早くすれちがってしまった子追いかけなきゃね」
「あとで二人とも賭けたものちょうだいね」
なに賭けたんだろ?まあいいや。
「いただきまーす」
もぐもぐもぐもぐ
ごくごく
もぐもぐもぐ
そういえば、かまぼこの刑ってどんなのだろ?
かまぼこに埋もれる刑?かまぼこしか食べさせてくれない刑?……もしかして、わたしがかまぼこになっちゃう刑!?
ガラッ
『追加のおかずもって来ました!』
追加?
お皿に乗っていたもの、それは………
かまぼこだった!
「かまぼこ!?」
「ふぃー!食った食った!」
魔理さは畳の上で寝転んだ。
わたしも寝転ぼう。畳っていいなぁ。もっとごろごろ……
「少し休んだら降りるわよ」
「「はーい」」
「出発だ!」
「忘れ物ないよね」
「お世話になったわ」
「また来てね~」
喜んで!次は春に来たいな。
桜が満開だったらきっと楽しい!
みんなでお花見するんだ!
『これ』
『お土産!』
『もかにも渡して』
「ありがと!中身は何かな~♪」
かまぼこ!?
ももが次出るかもしれません。
ももは能力何にしようかな……




