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鬼ごっこと旅の始まり~っぽいもの。

サブタイトル通りの話です。

ちなみに、オリジナルキャラのスペカは適当なネーミングです。

ネーミングセンス無しな作者です。

はぁぁ。

私今、何してると思う?

鬼ごっこだよ、幽霊との社会的な生死を賭けた鬼ごっこ。

…誰に言ってるんだろ、私は。

「残り1時間~」

やばい、やばすぎる!

まだ一人も捕まえれてないのに、まさか2時間もずっと探させられるとは、幽霊恐るべし。

なんとしてでも捕まえなければ…!

『なかなか』

『捕まえられないようだね』

『お姉さん』

そうはいってもひょいと避けちゃうからもう疲れた~

『遅くなってるよ?』

『早く走ってよ』

『もっと早く動かないと』

『『『幽符 リアル鬼ごっこ』』』

ゆうふ?何それ

『早く走らないと』

『後ろの鬼に』

『フルボッコだよ』

後ろ?

おそるおそる後ろを振り向くと…


「ぐおおおおぉぉぉぉ!!!!」

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

鬼ぃぃぃぃぃ!!!

鬼が三体ぃぃぃぃ!!

絶対死ぬ!このままだと本当にフルボッコだ!

どうすれば、どうしたら、どうやって…

そうだ!

前の三人を捕まえればいいんだ!

どうやっても今は捕まえられそうにない。

鬼の餌食になる!?



と、混乱していたもかを見ながら妖夢とゆゆさまはお茶を飲んでいた。

「このままだと死にますね。いいのですか?」

妖夢はそんなに心配しているわけでもない様子で訊ねた。

「一応あの子能力あるみたいなのよ~。どんな能力か気になるしスペカありにしたんだけど」

「まだ本人は気づいていないということですか」

「まあ、死んじゃってもまあいっか、って程度だしね。でも多分私の能力に似ていると思うのよね」

「どんなものか見れたらいいですね。…あ、そういえばあと何分ですか?」

タイマーを見ると、さっきより50分が経過していた。

「残り3分よ~」

「え?ゆゆこさま、タイマーは10分ですよ?」

妖夢はいきなり3分になって驚いている。

「急かしたら見れるかなーって思って」

「たしかにそうですけど…なんか死にそうですね」

「そうね」



「残り3分とか無理!」

せめて飛べなくなれば追い付けそうなのに!

(状態異常を蝶を介して伝える事が出来る程度の能力)

………へ?

何今の!なんか浮かんだ!使えそう。

使ってみる?使わなきゃ勝てない!

「蝶符 浮力退化!」

『『『え?』』』

唱えたとたん、たくさんの蝶が集まり、三人の幽霊は皆落ちた。

「やっと捕まえた~…疲れた。おやすみ」バタン

もかは倒れた。

『捕まっちゃった…』

『捕まる自信なかったのに…』

『スペカ使えたの?』

「ぐー…むにゃむにゃ…」

「ギリギリ勝てたようね。あー、いい暇潰しになったわね、妖夢」

ゆゆさまは満足そうに妖夢を見た。

「そうですね。これで下に行っても多少は大丈夫かもしれないですね」

そういって妖夢は明日の準備を始めた。

起きたらもかは質問攻めかなぁと思いながら。



次に起きたら10時だった。

ゆゆさま曰く初めてスペカ使ったかららしい。納得。

そういえば、ゆゆさまとゆうかって似てる感じがする。ゆるいところとか。


今日は博霊神社に行くって妖夢が言ってた。そこの巫女の霊夢って人が知ってるかも知れないって!生きてるよね!ゆうかとももだし!


「準備できましたか?」

「はい!はやく行きましょう!」

「いってらっしゃ~い、お土産は水羊羹ね♪」

水羊羹。ゆうかが持ってきてたな。

「遅くなるかもしれませんけどちゃんとここで待っていてくださいね!」

ゆゆさまなら遅いから来ちゃった♪、とかありそう。

「一日で見つかるといいな」

二人が命の危険になる前に。

さあ、長い階段を降りよう。

下で二人が待っている。

どうか無事で…






(鬼ごっこの後の話)



『負けちゃったね。』

『うん。』

『とりあえず屋敷に戻ろう』

『風邪引いちゃうね』

そういうと、三人は屋敷に普通に戻って行った。


「読者の皆さ~ん!バツゲームのこと気にならない?三人は普通に戻っちゃったけど。」

「そうですね。なんでだか解りますか?」

「ふっふっふ~……じつは!」




「最初からもかが勝ってもあの三人はバツゲーム無しなのです!」

「前回の話を思い返してみてください。『負けた時のバツゲームはどうする?』という会話でした」

「私は負けたチームのバツゲームはどうする?なんて聞いてなかったってことなの」

「つまり、もかはてっきり騙されたということなのです」

「読者の皆も騙されたよね」

「ちなみに、幽霊たちにはもかが居ないときに教えておいたんです」

「あの子たち負けず嫌いだからね」

「そういえば、ゆゆさま本当にずっと屋敷で待っていてくださいね!抜け出してはダメですよ」

「わかってるわ!」

「本当ですか?」

「本当!」

「そうですか」


尺稼ぎですよ。

最後の話は。

区切りをつけようと思って。

次は三人称?で作ります。


そういえば、作者は書き溜めしてません。した方が良いのでしょうか。

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