表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

あらすじ

大学三年生の赤羽俊あかばね・しゅんは、都内でバイク便のバイトに明け暮れる日々を送っていた。

几帳面すぎる性格で「時間厳守」が信条の俊は、わずか1分の遅れも許さないプロ意識の塊。

ところがある日、配達中にトラックに轢かれて――目を覚ますと、そこは見知らぬ森の中だった。


「ここ…どこだ? スマホ、圏外。いや、スマホって何……?」


戸惑う俊の前に現れたのは、女神を名乗る存在・マーリィ。彼女は告げる。

「貴方は“異世界配達人”に選ばれました。世界を繋ぐ重要な役割を担っていただきます」


転生時に与えられた職業は、なんとSランク職《配達人》!?

戦闘スキルなし、魔法もナシ、あるのは“迅速に、確実に届ける力”だけ。

ところがこの世界――配達人こそが、あらゆる勢力から最も恐れられる存在だったのだ。


俊の最初の依頼は、なんと「魔王城への配達」。

届け先は、七人の魔王の一人アークネメシス。

当然モンスターだらけ、命の保証なんてあるわけがない。

だが俊は迷いなく叫ぶ。


「配達時間、残り32分。間に合わないとか、ありえない!」


“時間厳守スキル”でモンスターの攻撃を回避し、強引に城へ突入。

驚く魔王に荷物を渡すと、俊は静かに一礼し、こう告げる。


「では、次の配達があるので――失礼します」


その後も俊のもとには次々と依頼が届く。

届け先は「冥界の女王」「天界を追放された堕天使」「古代の封印術師」など、全員がラスボス級の存在ばかり。

だが俊は、恐れることなくただ“届ける”ことに命をかける。


やがて彼は気づく――

荷物の中には「世界を変える鍵」が隠されていたことに。

俊の配達が、世界の勢力バランスを崩し、封印された運命を呼び起こそうとしている……。


「配達先がどんなヤツでも関係ない。俺の仕事は、届けることだ」


――チートも魔法もいらない。

ただひたすら、時間と信念を貫き届ける配達人が、世界を変える!

スピードと緊張感あふれる異世界お仕事ファンタジー、ここに開幕!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ