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始まりの風

気が向いたら更新します

「パパパパーン…ユーリ・ブレイラ様の職業は勇者です」

15で迎える成人の儀とともに言い渡される人生の道標「職業」

これによって大体の人生が決まり

今、僕の職業が神託によって告げられた。


教会関係者がざわついている。

当たり前だ、こんな小さな村から勇者が出たとなれば国にまでその噂は届く

勇者とはそれほどまでにすごい職業なのだ


数ある職業の中でも人気No.1とされていて人生イージーモード

希少性は高く平民であっても待遇は貴族同等に扱ってもらえる。

(まさか僕が勇者だなんて…でもつまり、、僕は人生勝ち組確定…)


興奮がさめないまま教会を出ると見知った顔がいた

「ユーリ!」

「きてたのか、ジャン!」

綺麗な顔立ちで女ウケしそうな好青年で数少ない僕の友人のジャンだ


「え!?ユーリは勇者だったの!?すごいじゃないか!この村の誇りだよ!」


「ふふ、照れるなぁ。」

人の幸せをこんなにも喜べるなんてっ…なんていい奴なんだ…ジャン

(お前のことは絶対に見捨てない…)


「ところでジャンは職業聞きに行ったのか?」


「いや、ユーリの後に行こうと思ってたんだ。」

「そっか、だったら俺も一緒に着いてっていい?この後暇だし。」


「えー、ユーリは勇者だからなぁ。恥ずかしいよ…」

「いいじゃんいいじゃん、減るもんじゃねえし。きっとジャンもすげえ職業だって。」


「そうだといいんだけど……」


教会に入ってジャンは告げられた

「パパパパーン…ジャン・ブレイラ様の職業は勇者です」

ざわつく教会関係者


「「嘘だろ」」


人口1000ぽっちの小さな村から今日、2人の勇者が誕生した


気が向いたら…


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