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澄泉 短編  作者: ココア*
3/5

後悔

最後に見た泣き顔が切なかった。

いや、心臓を刺された。と言った方が的確か、見たくなったしさせたくなかったしあんな顔、お前がそんな顔する必要ねえし。

泣かせたく無かった、俺の不器用を押し付けて、そのままもろに悪意を受け取ったんだろうな、素直なあいつだからな。


何を言ったら伝わる?今のじゃなく、俺が心の底から愛した泉に、あの不器用で泣き虫で意地っ張りで強がりで優しくて、俺の事好きで居てくれた泉に何て言ったら、

何を言ったら、

良いんだ




またあの日が、この日がその日が、これば良いのになとか考えてる。無駄だな。


耐えられない事は今まで無かったし、許せねえ事も無かった。

今は別だ、耐えられねえし自分が許せない。

何も変わってない、幸せにするからつって自分の中で誓ったのに何も出来てない。


俺が最後まで幸せにしたかったな、する、したかった。…過去形にはしたくない。


遅ェんだよな、全部。

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