表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ねむりちゃん創作シリーズ  作者: ねむり
9/17

元魔王軍四天王カラミちゃん ~前日譚~

勇者は中ボスを倒した


中ボス「くっくっく、我は四天王の中でも最弱。これで勝ったと思うなよ、勇者」

勇者様「いや、貴方で四天王最後ですよ?」

中ボス「えっ?」

勇者様「他の四天王が倒されたことを知らないって、連絡体制どうなってるんですか?」

中ボス「えええっ?!」


勇者様「4人倒して、全員が四天王最弱を名乗るとか何基準の最弱なんですかね。」

中ボス「えっ、だって魔王様が【お前は使えないヤツで四天王最弱】だって!」

勇者様「魔王が?貴方に?そう言った?」

中ボス「別々の場所を任されてるし、他の四天王のこと良く知らないし……」


勇者様「それって、魔王にいいように使われてたってことですよね」

中ボス「え?」

勇者様「うちのPTとの相性の問題もありますが、上から2番目の強さでしたよ」

中ボス「私、弱く……ない?」

勇者様「えぇ、全然弱くはないです」


勇者様「ちなみに魔王軍の給与ってどのくらいなんですか?」

中ボス「そ、そんなこと言えないですよ!」

勇者様「貴方の能力でしたら、うちだと……このくらいお支払いしてます」

中ボス「こ、こんなに?!」

勇者様「これは試用期間の給与なんで、本採用は更にあがりますよ」


そして、魔王軍四天王のカラミティは、株式会社勇者一行に転職することを決意した。


名前の通りに大きな不幸を身にまといながらも、健気に頑張るカラミちゃん。

転職先でメキメキと頭角をあらわし、元上司の魔王を脅かすことになるのは、まだ先のお話……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ