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ねむりちゃん創作シリーズ  作者: ねむり
11/17

異世界転移できませんでした!からの派生AとB

女神「貴方は車に轢かれて死んでしまいました」

ぼく「めちゃくちゃ痛かったです」

女神「そこで、能力を授けて転生の機会を与えようと思います」

ぼく(おぉ!ついに僕の時代がくる!俺TUEEハーレムはじまる!)

女神「あれ?……ごめんなさい。無理みたいです」


ぼく「ど、どういうことですか!僕には転生の資格がないってことですか!」

女神「いえいえ、そうじゃないんですよ。ただ、ちょっと……」

ぼく「ちょっと何ですか!」

女神「転生ブームで異能のストックが無くなっちゃいました」


そう言うと、女神は可愛くテヘッとした。


---未来が分岐しました---


【派生A】

女神「そ、そうだ!異能の果実を育てればいいんですよ!」

ぼく「育てる?」

女神「口にすると能力が宿る木の実で、転生前に私が授けているものです」

ぼく「おぉ~」

女神「貴方の気に入るものが実れば、それを差し上げますよ」

ぼく(選び放題はじまった!)


【派生B】

ぼく(このまま消えゆく運命か……どうせ僕なんて、そうだよな)

女神「ストックが切れてしまったので、回収をお願いしてもいいですか?」

ぼく「へぇっ?」

女神「もう異能のチカラは必要ないという方から、能力を回収してくるんです。」

ぼく「異能力回収業!?」


---未来の分岐を選んでください---


女神「どちらの未来を選ばれますか?」

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