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異世界で拾った日記①
村人A「武器や防具は装備をしないと意味がないぞ」
たぶん親切で教えてくれた通りすがりの村人に「あ、はい。」とおざなりな返事をしつつ、僕は物珍しい景色にキョロキョロしていた。
こいつは凄い!なんだこれ、なんだよこれ!
なんかもう確実にファンタジー世界だ!
木製のガッチリした手枷をはめられた僕は、手枷から伸びる縄を引かれるまま、人々で賑わう商店街のような場所を歩いている。
僕の名前は○○。別の世界から、このファンタジーな世界にやってきた。
-つづく-