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ドラゴニュート転生  作者: 焼肉のたれ
第1章 幼少期
6/21

第6話 俺の父さん

あれからさらに三年後、


俺は今日から、父さんに剣術を教えてもらえるようになった。なぜに剣術かというとそれはもちろん聖剣と魔剣を使うためだ。それと、父さんも剣術を教えたいようだったし。それがわかる会話がこれだ。



ーーーー



「リューも5歳だ。早い気もするがお前には、戦う術を身につけてもらう」


「うん」


「それで、お前は何をやってみたい?俺は別に何でも基本できるんだが、剣術には自信がある。だからお前にも剣術の才能があると思うんだ。しかし強制はしない。だけど母さんも剣術が出来る人はカッコいいっていってたなー」


父さんは基本喋らないクールな人だ。なので5行喋ることなどありえないのだ。


「僕、剣術やってみたいなー」


「うむ、剣の道は厳しいぞ!それでもやるというのか?」


そんな不安そうな目で見ないでくれ、父さん

ちゃんと剣術にするから


「はい、剣術に決めました」


「頑固なやつだ。しょうがない、教えてやろう」


そんなこと言っちゃって本当は嬉しいくせに。

顔に出てるぞ〜めっちゃニコニコじゃん。


ーーーー


ってな感じだ。そして今父さんがすごいピカピカな剣を持って来た。皆、勘違いしないでくれ。

すごいピカピカだがこれは木剣だ。たくさん磨いたのだろう。

父さん......あんたどんだけ楽しみにしてんだよ。


「今日から、剣術をお前に教えていく」

語尾に♪が付いていそうだ。


「はい、よろしくお願いします」


「まずは、この剣を使い素振り100回だ」


「父さんこのピカピカな剣はなんですか?」

俺は聞いてしまった。


「心配するな、それは木剣だ、磨いていたらそうなった、綺麗なもんだろう」


「いつから磨いていたんですか」


「五年前からだ」

父さんは顔を赤くして小さな声でそう言った。


「一生の宝物にします」

その言葉を聞いた父さんは満面の笑顔になった。

だって大事にしないわけにはいかないだろう。


誰得な可愛い父さんです

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