第2話 転生
目が覚めたら知らない天井だったが俺は言わない。ていうか言えないのだ。なんか泣くことしか出来ない。なぜかというと、俺は多分赤ちゃんになっているからだ。
驚かないの?と聞かれるだろう。
しかし俺は死ぬ前に異世界行ってくると言っているのだ。ほぼ冗談だが、それであんま驚かなかった。
さぁ、目がようやくみえてきた、そして最初に俺が見たものは
超美人だった。女神だ。オーラがある。
「まぁ、元気に泣いて可愛いわね〜」
「そうだな、こんなに元気ってことは将来有望だ」
最後に言ったのは女神の隣にいる超イケメンだ。
そして、褒められて嬉しくなった俺はさらに大声で泣いた。
『スキル咆哮を獲得しました』
なんか聞こえたんだけど〜⁉︎‼︎
しかも、変な声を聞いてからか、泣き声が大きくなっている気がする。
まあ、そういうことなんだろう
俺はスキルがある世界に転生した!
「さすがに大きすぎない?」
「将来有望だな!」
ーーーーーーーーーー
次の日の朝、俺は超美人のお母さんからごはんをもらい、何をしようか考えていた。
それはおいといて、そう!あの超美人で女神な人は俺のお母さんだったのだ!そして俺はその人からごはんをもらっている。これは恥ずかしい、だけどとてつもない擁護力と食欲には勝てなかった。
ついでに超イケメンな人はお父さんらしい。
俺は将来有望かもしれない、顔が。
まぁそれは普通でいいか、なんの話してたんだっけ。
そうだ!これから何をしようか考えてたんだ!
うーん
ステータスあるかな?まあ、念じてみよう
『ステータス』
名前リュート・ドラゴ・ライオルト
年齢0
レベル1
HP:10
MP:10
攻撃力:F
防御力:F
魔法力:F
敏捷力:F
スキル
[光魔法]レベル1
[闇魔法]レベル1
[咆哮]レベル1
[竜化]レベル1
称号
[転生者]、[【暗黒】と【光明】の息子]、[可愛い幼馴染がいる者]
はい、出ましたね〜
えっと、順番に行きます
名前まあいいでしょう
年齢いいですね
HP諸々普通っすね
スキル魔法あんじゃん!やったぜ!そして何?竜化って?元の名前に龍付いてたからか⁉︎きっとそうだよね
そして称号
転生者これはまぁいい転生したし
可愛い幼馴染がいるもの、何これ⁈いたけどさ!
最後
暗黒と光明の息子、これはつまり俺の両親が暗黒と光明ってことでよろしいっすか?
一通り見たところで俺は詳細が見たくなった。
なので詳細を見たいと念じた。
『スキル鑑定を獲得しました』
よっし!早速見よう