番外 合コン
なにやらラヴィーナが友人と話をしている。
「…かな…?」
終わったのか、こちらへ突進してくる。
「ラウル~ユキちゃーん、友達が合コンするらしいんだけど」
「ああ。数合わせに行くのか」
「そうそう。数合わせに二人も参加してほしいの!」
「別にいいが、何をするんだそれは」
「ラウルくんが行くなら私もいこうかな」
「ありがと!」
―――――――――
合コンは彼氏彼女を作る場か、くだらなそうだ。
「シクヨロ~」
「……死ね」
女勢はラヴィーナと幸の他に化粧濃いのと論外。
「ウェーイ!」
「うへへへ」
「ぼっぼくは……パンが好きなんだな」
男勢はムダにうざいのと、キモいのとデブしかいねえ。こいつらぜったいモテないな。
オレは黙っていよう。
「おくれてごめーん」
追加で現れたのは――――――――
―――――腹違いの姉、レライだ。
「……姉上<アネウェイ>だと……?」
「やっほひさしぶり。弟君<オトオトキューン>」
とつぜん背中を軽くバンバンと叩かれた。
「やあはじめまして」
「誰だよアンタ」
「お兄ちゃん!?」
「お前兄貴いたのか」
「従兄だけどね」
「ラヴィーナの従兄、ラヴァールだよ。よろしく、未来の弟」
「は? アンタ姉貴と結婚でもするのか?」
「まさか」
「ないない。つーかその人初対面だし。」
「ラウルくん」
「なんだ幸」
「……ごにょごにょ」
「あーなるほど、ただの勘ぐりか。ラヴィーナとオレは別に付き合ってない」「がーん」
「そうか、残念だ。野郎は帰るとするよ」
「……なんだったんだ」
「お姉ちゃんにもチャンスがある可能性<カッノウセイ>が微粒子<ビッリュウシ>レベルで存在する?」
「そうだな。テラネスはともかく。
最近法律の改正されたアテラス星や、元からそんな法律はないレギアス星、兄妹姉弟結婚の代表者である神の造ったドゥーブルフロマージェ星には兄妹姉弟が婚姻できないという法律はないからな」
「マジで!? マージルクス星は兄妹どころか従兄弟もだめよ?」
「テラネスは従兄弟はオッケーだよ」
「……合コン飽きたし帰るか」
「そうだね」




