51/593
しろ 私語と死語と仕事
「というかなぜオレ達はお前の実家に来たんだ」
「両親に紹介しようかと……」
「あ"?」
「けけけコケー!! ケッコーン?」
「ら、ラヴィーナさんどうしたの……?」
「だだだって……「というのは冗談ですよ。」
「……あ?」
「皆さんを実家に招待したのはその場のノリ、よくあるパターン、結論を言うとライブ感です
そのほうがおもしろいからですよ」
「……なっなんだってー!?」
「なにかチョベリバヤバイことが起きないものでしょうか」
「そんなこと言って本当に殺人事件が起きたらどうするのよ!!」
「まさか、起きませんよ」
「だな、むしろどうやって起きるんだ」
「そういえば、ウラミルギィンの姿が見えませんね姉さん」
「……彼奴が自室こもるのはいまに始まったことではないでしょう」
「……フラグだな」
「ドアを蹴破って突撃したほうがいいんじゃない?」




