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番外・神社のいわく陰陽師と女神の贄
「ひさびさに神社いくか」
「神社~ジンジャー~ラエルモン…お賽銭もったいないよ~」
「しょうがないなラビーナ君は。特別にコエマドゲルポ紙幣を三枚やろう」
「三枚のオフーダ!」
「左手にひしゃくをもち右手に水をかけ水をふくみゆすいで右手にもちかえて左手に水をかけひしゃくの持ち手に水をかけるんだっけ?」
「さて、なんだったか?」
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「おひさしゅーどすー」
「ようオイラン」
「ちがいますえー巫女どす」
「この神社いわくとかないの?」
「ありますー」
「マジで!?」
「その昔1000年と5000くらいまえに村を祟る女神がおって沈めるために捧げる生け贄として村で一番美しい男タソガレノキミが生け贄にされたんや。
そいで双子の兄のムロシノユカリは生け贄に捧げた張本人である陰陽師に恨みを持ち、戦い、破れ刀に封じられた」
「その刀は女子高生の中に吸い込まれたとかなんとか」
「へー」