第6話
久方ぶりに休みが半日取れました嬉しいー!不定期更新です。
2人を連れて、服を買いに行くことにした。騙されてる、騙されてるよ。あははは。もう、俺以外に騙されたらダメだぞ。
「服を買いに行こう、選んであげるよ」
可愛い服着せて癒されたいよ。男の夢だな、俺の好きな色ふふん〜♫下着も可愛いの履かせよう〜♫ああ〜楽しい。
「服!いいの?嬉しい!」
「わあーい!」
喜んでる、喜んでる、計画通りに進んでる。楽しみだぜ!耳ぴっこぴこさせてる。可愛いいな〜癒される。
「可愛いのを、選んでやるよ。ギルドに行ってお金を取って来るから待ってろよ」
ぼっちの俺にも春が来る〜♫耳付きの可愛い姉と将来有望妹〜♫
「うん!お兄ちゃん!」
「待ってるよ〜」
ギルドに行って、もうひと束薬草売って服と宿代にしないとな、俺の耳付き姉妹〜♫脚が軽い気分もいいぞ。ギルドに着いた!うさ耳お姉さんに突撃だーっ!
「薬草買ってください」
うさ耳お姉さん、目を皿にして見てるよ。あれ?間違えた?
「ち、ちちちちょっとお待ち下さい!」
あれ?お姉さん、ギルドの奥に消えちゃったぜ!う〜ん間違えた?さっきと違う薬草だが、これも良い物の筈だぞ。俺の目に間違いはない。
「すみません!こちらにおいで下さい!」
え?まずった!奥に行くのかよ、早く服買いに行こうと思っているのに。
「はい、用事があるので早く帰りたいのですが」
あまり待たせたくないんだが。何がある?俺の耳付き姉妹が攫われたらどうするんだ!
「ギルドマスターが、お会いしたいと言ってますのでお願いします」
ギルドマスター?何でもいいが早く帰りたい。
「ギルドマスター、お連れしました」
ノックして部屋のドアを開け、中に入ると髭親父いるぜ。これがギルドマスターか。綺麗なお姉さんの場合もラノベ設定ではあるんだが、定番の髭親父かー!ハズレだ。
「この薬草何処で手に入れた?」
へー珍しい薬草だったか?まあ、森の中で採った物だからな。教えると稼げないのは困る。
「俺の秘密の場所、教えないぞ」
教えると義務はないからな、冊子にも書いてないし大丈夫。
「うっ!もう少し欲しい!あるか?」
よっぽど重病人でもいるのか?早く帰りたいから、袋に入ってるのを売って帰るか。
「あるぞ、気が変わらないうちにお金くれ!早く帰りたい」
可愛い服は高いからな、多いほどいいぞ。真剣な表情で話し出した。
「どれくらいある?二束は欲しいなければ採って来てくれ!」
二束?十束あるけど、五束売っておくか。
「五束あるぞ、ほれ!」
袋から取り出して、横にいるうさ耳お姉さんに渡した。ん?青い顔してどうした?
「すまない。今、三束分のお金しかない。後からお金を用意するがいいか?」
今すぐには要らないな、とにかく早くしないと。
「俺は、用事があるから後でもいいぞ!それより早くしてくれ!」
うさ耳お姉さんが、ギルドマスターからお金もらい俺に渡してくれた。重いぞいくらあるんだ?
「白金貨一枚と金貨五百枚だ」
え?そんなにするのか?百枚あればいいか。残りは預けておくか。
「金貨百枚だけもらって後は預けるよ」
うさ耳お姉さんが、カードを持って走って手続きしてくれた。やっと帰れる。
「また、頼むかもしれないがいいか?」
ギルドマスターが真剣な表情で言った。
「俺の事、誰にも言わなければいいぞ」
知られてウザいのに集られるのは勘弁だな。厄介ごとも要らない!
「分かった、彼女が担当だよろしく頼む」
よし!さあ帰ろう、俺の耳付き姉妹が待ってるぞ〜♫急いで走って到着だ!服屋に直行だ。
「待たせてごめん、買いに行こう」
「「うん!こっちだよ」」
にこにこしながら歩いて行くと店に着いた。お!可愛いのがありそうだな。
「いらっしゃいませ、どんな物をお探しですか?」
商売人だな、客の俺たちを見ても嫌な顔しなかった。耳付き姉妹が、薄汚れていても何も言わない所がプロだ。見る目もある。
「この二人に似合うサイズ一式用意して着せてくれ。着替えたら別の服を選びたい」
綺麗な格好で選んだ方が気持ちがいいだろう。
「え?そんなに沢山ダメだよ!お金いるよ!」
心配そうにしてる。頭を撫でて安心してもらうか。
「大丈夫、心配しないでいい。着替えて見せてくれ!楽しみだな!」
にこにこ笑って言うと安心して店の奥に入って行った。その間にどれを着せるか見ておこう。ん!これは!いけるぞ!好みだ、これを履かせたら可愛いぞ!白かレースも捨てがたい、花柄も可愛い下着はこれがいいな!ミニ黒これも履かせるか!夢の実現だ。ははは、楽しいぞ〜♫
「似合う?これ本当に買ってくれるの?」
「私も似合うよ〜」
おお!可愛いぞ〜♫俺の耳付き姉妹〜♫俺の癒し〜♫
「似合ってるぞ、着替えも選ぼうな」
それから一時間俺好みの服を選ばせてもらいました。満足満足。近くの店でご飯です。今餌付けの最中だぜ。耳付き姉妹にパンやお肉をたべさせて、恩人だと刷り込もう。だが!食べる姿は可愛い!前世で飼っていたハムスターみたいに、ほっぺを膨らましてもきゅもきゅ言って食べてる。
「まだ、お肉あるから食べるといいよ」
「うん!ありがとう!」
「もきゅもきゅ!」
妹の方が、食べながら返事してる。ほっぺがぷくっと膨らんでるよ!取らないからゆっくり食べていいよ!
「ゆっくり食べていいぞ!まだあるから」
にっこり笑顔で、こくこく首を縦に振っている。とっても嬉しそうだ。美味しい物を食べると無言になるのはお約束だからな!
「もきゅもきゅ、おいしい!」
あれだけあったが、あっと言う間に無くなった。二人ともお腹が膨れたみたいだ。可愛いな〜♫これから楽しくなりそうだ。