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第39話

次回更新は10月15日です。寝坊しました。


王都まで空の旅をしたがあっという間に着いたので、旅の醍醐味もなかった。空飛ぶ馬車速いな。


「ジーク、やっぱり驚かれてるが!どうする?」


副団長、近衛騎士だろ?陛下へのプレゼントだと思えばいいさ。


「副団長、初めに話をした通りで、この馬車は陛下の物だと言えばいいさ。俺は構わない」


面倒臭い事柄をしなくていいからな。これ位プレゼントしても痛くも痒くも無い。馬車も俺の物では無いし損はほとんど無い。


「しかし、絨毯でさえ王家しか持ってないんだぞ!」


「空飛ぶ馬車がある事で、王家が他国との交渉条件で優位になると思うがどうだ?」


この国が平和で住み良い国になれば、俺にも平和で呑気な毎日が送れると言うオプション付きだぞ。


「そんな事に使っても良いのか?」


「隠れ蓑の副団長だろ!俺に被害が来ないなら、馬車ぐらい飛べるようにするさ」


影の存在憧れるね。男だからね。副団長と言う表の存在に影の俺。ニヤリ


「分かった!悪い様にしない。任せてくれ」


話の分かる副団長で良かったよ。頼りになる人がいると違うなぁ〜。昔を思い出すよ。元父親と異母兄弟が頭を掠めた。


「話は、終わった。俺はミア達と話をしてくる」


馬車の中に入った。豪華な馬車で王女様と楽しく話をしていた。


「お姉ちゃん!その笑い方可愛い〜!」


「うん!その調子だよ〜お姉ちゃん!」


「大丈夫ですよ、その方が好ましく見えます」


3人が、王女様改造計画を確実にこなしています。頼りになる連れだよなぁ。


「本当?そう思う」


首を傾げて聞く王女様に、シャムの指導が入った。


「うん!だけど人差し指を添えて言うともっと可愛く見えるよ」


シャムに言われるまま指を添える王女様は、確実に行きと断然違う!


「こう?これでいい?」


ミアもミケもシャムも良くできてるとうんうん頷いて居る。


「うん!お姉ちゃん、横の護衛さんに向いてやってみて!」


ミケの要求に応じて横の護衛達に向かって仕草を見せる。中の安全を守る為に付けた2人が乗っていた。


「はい、これでいい?」


護衛達に、にっこり笑ってその姿を見せる。途端護衛達の赤くなった顔が見えるよ!成功だ。確実に嫁に行けそうだ。副団長も王様もほっとしてもらえるよ。王都の家に速く行きたいが、その前に王城に馬車を停めて俺たちは裏口から出してもらう。それ位は協力してくれよ副団長。




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