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恋人から街でデートしようと言われた。

泊まりがいいらしい。


露骨な誘いだ。


子どものお付き合いじゃないのだから、特に文句はないのだが、問題はある。


サジャを一人で留守番させるのが嫌だ。


私がいない間に火事にでもなったらどうする。

いや、サジャは慎重な子だから、ありえない話なのだが。

しかし、地震がおきたら、強盗があらわれたら・・・。


泊まりはダメだ。


断ったが、それでも相手が引き下がらなかったので別れることにした。

結構続いた人だったので、それなりにへこむ。


夕方になり、サジャが帰ってきた。


「チャニさん、この野菜、村長さんの奥さんがくれたよ」


サジャのやけに嬉しそうな笑顔を見たら相手のことは三秒で忘れた。


かわいいなあ、もう。


もらった野菜にはサジャの苦手なものがまざっていた。

他にも特に好きな食べ物は見当たらないのに、なぜ満面の笑み。

食べられるようになったのだろうか。


首を傾げながら野菜炒めを作った。




村長の奥さんは情報通のおしゃべり好き。

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